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昨晩は先日私も打った帯状疱疹の予防ワクチンについて
新型コロナ関連で最近よくTVにご出演されていらっしゃる
グローバルヘルスケアクリニック　院長　水野 泰孝先生とともに少人数のDrとディスカッションいたしました。

HPより写真お借りしました
グローバルヘルスケアクリニック＞＞＞

最近帯状疱疹が増加傾向といわれており、その原因にはいろいろ考えられますが、幼少期に水痘ワクチンを接種するようになったため水痘（水ぼうそう）が減少し、natural booster効果(おい免疫賦活化効果のようなもの)が減ったため帯状疱疹（水痘の再活性化）が増加しているようです。
また世界的に新型コロナワクチン接種後に帯状疱疹が増加しているとの指摘もあります。因果関係、原因はわかりません。
帯状疱疹は80歳までに３人に１人がかかる病気と言われています。先日書きましたように＞＞＞
かかるとその痛みや発疹がつらく、また痛みが残る後遺症になるとその後のQOLは確実に悪くなります。
そして一度かかっても、何度もかかることがあります。（以前は一生に一度といわれていましたがとくにシングリックスは有効性が高いので約10年は90％以上の方で（50歳～70歳までにおいては97.2％）帯状疱疹にかからなくなります。また帯状疱疹後神経痛もほぼゼロとなります。
このワクチンについて皆さんに知っていただく機会が意外にも少なく、医師でも知らない方がいらっしゃるとか。
現在のところは東京都は公費負担はありませんので自費で
当院では１回￥25,300 そして２回接種が必要です。
お高いですが、実は帯状疱疹にかかるとお薬代が高く、また仕事をお休みする方も多いのでそのこと考えると高くないと思います。また何よりも痛みが残る後遺症や、発疹の傷跡で悩まれたり、顔に生じますと視力障害、失明することもあります。
帯状疱疹はかかってからでは遅いので、予防できる手段があることを皆様に知っていただきたいと思います。

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カテゴリー：★　院長ブログ・医療情報　★, SSC EVENT, 健康情報・アンチエイジング  更新日：2023年12月13日