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９月より、爪白癬の塗薬の治療薬が
保険診療で処方できるようになりました。

「えっ？今までの塗薬は？」
はい。これまでの液体の抗真菌剤は
そもそも爪白癬は適応症ではありませんでした。
通常の皮膚の水虫に使用するものを
少しでも悪化を抑えるのに使用しておこうと
いう程度でした。
今回処方が可能になったクレナフィン®は
これまでよりも爪の深部にまで浸透のしやすい処方
になっています。
先端部はハケのようになっていて
塗りやすくなりました。

 
保険診療では内服治療しか、選択肢のなかった
爪白癬でしたが、飲みたくない、飲めないと
いう方にも治療手段ができたことは大きな
進歩です。
 
ですが52週目（約１年）での完全治癒率は17.8％(・・;)
安全治癒でなく有効な例はもっと多いとおもいますが
塗薬だけでは完治は難しそうですね。
やはり内服治療が嫌な方は、レーザー治療を併用する方
が良さそうです。
爪白癬レーザー治療（自費）について＞＞＞
 
 
 
 

カテゴリー：★　院長ブログ・医療情報　★  更新日：2014年10月27日