八丁堀 皮膚科|スキンソリューションクリニック Rotating Header Image

手足にぶつぶつ「掌蹠膿疱症」には保険適用「エキシマ光線療法」は有用です

皮膚科における慢性難治性疾患のひとつ
掌蹠膿疱症

手のひらや脚の裏に、膿疱と呼ばれるぶつぶつを伴った
ガザガザと角質が厚くなる症状です。
鎖骨の周囲や頸部、腰ー臀部の関節痛を合併することあります。

さまざまな原因、体質が多因子性に絡み発症すると考えられ、
いまだに詳細は不明な点が多い疾患です。

80~90%の人が喫煙者であること。
金属アレルギーを伴う場合があり歯科金属を変えたり、
アレルギーのある金属を多く含む食品を除去する食生活、
キレート治療を行うと改善する例もあります。
(保険診療で金属アレルギー検査を行っています)
また口腔内病巣感染との関与もあり、
慢性扁桃腺炎のある場合の扁桃摘出術で改善する例*1
う歯、歯周病など歯科領域の歯性病巣感染の改善による効果も多く報告されています*2。

*1.高原 幹ら:掌蹠膿疱症に対する扁桃摘出術の効果と術後の皮疹改善に寄与する臨床的因子の解析.耳鼻免疫アレルギー,36(2)135-136,2018
*2.村井 治ら:掌蹠膿疱症と歯周治療.日歯周誌,60(3):131-138.2018

 

これらの誘因となりうる原因の改善をする根本治療を試みるとともに、
外用療法による治療、ビオチン療法が多く行われていますが、
人目が気にならない程度までの皮膚症状にすることは非常に難しいのが現状です。

そこで
現在保険適用となっている「エキシマ光線療法」
(3割負担の方で1回1000円ほどです)は大変有用です。

 

当院の症例です。
外用療法やビオチン療法等でもなかなか皮疹が良くならず
難渋していた症例ですが、
たったの2回のエキシマ光線照射でかなり改善しています。

治療前


エキシマ 2回照射後

根本治療を行いますと同時に「エキシマ光線療法」を併用することをお勧めします。

エキシマ光線療法は終日込み合っておりますので、必ずご予約の上、受診いただきますようご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

投稿日:2019年3月15日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 乾癬