八丁堀 皮膚科|スキンソリューションクリニック Rotating Header Image

難治性疣贅(いぼ)の自費診療治療も行っております 

HPV(ヒトパピローマ)の感染による
皮膚のいぼ(尋常性疣贅)は、
ヒトからヒトへの直接接触感染の他、
器具や物を介した間接的接触感染でうつります。
全年齢層でみられますが学童期に罹患することが最も多く、
痛みを伴う治療が多く、治療の継続に難渋することもあります。

当院では、保健診療で行う液体窒素を使用したいぼ冷凍凝固術も
さまざまな工夫をし、治療効果をあげていますが、
その他自費診療での治療も行っております。

以前は炭酸ガスレーザーによる焼灼治療も行っておりましたが、
このような瘢痕形成を残す事が多く、
指先等ではその傷の硬さが気になる場合があります。

よって最近はおこなっておりません。

大人では「ブレオマイシン局所注射」を行っております。
1回 ¥15,000
ブレオマイシンは癌治療に使用される薬剤ですが、DNAウイルスに対する直接的な増殖抑制作用、いぼの増殖に伴う角化の抑制作用、増殖に必要な栄養血管の変性による組織壊死などの効果により、有効であるとされています。
治療後は疼痛、色素沈着、瘢痕など、炭酸ガスレーザーでの治療と同じような副作用が言われていますが、
疼痛は、液体窒素治療後と同等かまたは軽いといわれることが多いです。
色素沈着を残した症例は当院では1例もございません。
瘢痕もございません。
平均2-3回で完治しております。
この方は他院で液体窒素による治療を長期間受けていらっしゃったそうですが、
全く改善がなく、当院でのブレオマイシン注射での治療を希望されました。
注射は神経ブロック注射後に行いましたので、注射中の痛みは全くありません。
治療後の疼痛はほとんどなかったそうです。
2回の治療で終了しました。

治療前


ブレオマイシン注射2回治療後
(この後きれいに治っていますがお写真撮っていません)

ただしブレオマイシン注射は妊婦さんや乳幼児には行いませんので、今回新たにNd;YAGレーザーによる2つの治療を導入いたしました。

一つ目は
血管内のヘモグロビンに高い吸収性のあるYAGレーザーでウイルスの増殖に欠かせない栄養血管の拡張した真皮内の血管を凝固・破壊させることで治療する方法。
HLLT(high reactive level laser therapy,高反応レベルレーザー治療)で行う方法です。
実地診療において有効性はすでに十分認められている治療法です。
多少の痛みや出血性の水疱、痂疲(かさぶた)と伴うことがあります。また治療には病変の大きさ、深達度に応じた治療回数がかかります。

 

もう一つは、近年報告のあるLLLT(Low reactive Level Laser Therapy ,低反応レベルレーザー治療)による方法です。
血管を破壊して治療をする、すなわちHLLTのように細胞の生存域値を超えて不可逆的な変化を与える(PDR)ことにより治療行うのではなく、細胞の生存域値内で照射し、以前より創傷治癒の促進、血流促進等からアトピー性皮膚炎の治療等にも行われている方法です。YAGレーザーを使用することで、いぼの浸潤する皮下組織の深さまでレーザー光を到達させることができ、組織を破壊することなく
「光生物学的活性化作用PAR」によりHPV(ヒトパピローマウイルス)に対する免疫反応の賦活化や、組織血流の増加による治癒の促進をはかる方法です。
よって痛みがほとんど在りません。組織を破壊しないので傷跡になりにくいです。ただし治療回数がかかります。王丸らの報告によりますと*平均10回程度の治療回数、治療に反応しない症例が38.9%とのことです。

*王丸 陽光ら:尋常性疣贅に対するNd:YAGレーザーを用いた低反応レベルレーザー治療の治療効果の検討.日レ医誌(JJSLSM)33(1):15-18.2012

 

ともにメリット、デメリットもありますが、液体窒素による冷凍凝固治療よりは
はるかに効率が良いといえます。
当院ではまずは、これまでに液体窒素による治療でなかなか改善されない方に対して、YAGレーザーによるこの2つのいずれかの方法にて治療を試みたいと思います。
当院にはタイプの異なるYAGレーザーを2台保有しており、いずれの治療も可能です。

初診料¥3,000、再診療¥2,000

ブレオマイシン注射 1回 ¥15,000
YAGレーザー 1発 ¥1,000

★ブレオマイシン注射とYAGレーザー併用例>>>

★YAGレーザー 治療例>>>

★手指のイボ ブレオマイシン注射+YAGレーザー併用例 >>>

★手指のイボ ブレオマイシン注射例>>>

★足底のイボ ブレオマイシン注射治療例>>>

投稿日:2019年1月27日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★