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皮膚科や小児科にたまたま受診した子供でないと情報がいきわたらない現状なんです・・・アレルギー疾患の新たな知見をもっと臨床の場へ<その3> 

<鶏卵アレルギーの発症予防を目的とした、離乳食期における
鶏卵摂取導入の方法>
小さなお子さんのいるお友達にきくと
離乳食の行い方については、
区などで主催されているセミナーに任意で参加したり
民間の勉強会に参加したり、
お母さんそれぞれが探して行っていると知りました”(-“”-)”
独自の方法で始めているお母さんも多いようです。
特に心配になったのは
果たして民間の勉強会で、鶏卵のみならず

この食物アレルギー予防対策は浸透しているのでしょうか???。
特殊な食事スタイルを乳幼児から始めることで
摂取しておかなければならないものを制限してしまい
アレルギーが増えているのではないかと懸念されます・・・・。
「授乳・離乳」の支援ガイド というものがあります。
産科医師、小児科医師、助産師、保健師、管理栄養士、
歯科医師、アレルギーの専門家などが参画した研究会により
作成されているものです。
適切な授乳・離乳の方法についてかなり細かく記載されています。
ですがこれ、現場では全く反映されていないということですね・・・・
 
日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会の
「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」による
食物アレルギー予防のための鶏卵摂取の方法について説明します。
これは必ず医師の管理下で行うものですので
自己判断で行わないようにくれぐれもお願いします!
 
「アトピー性皮膚炎と診断されている場合」と「されていない場合」
とで異なります。
 
まず
*「 アトピー性皮膚炎と診断されている場合」またはそれに準じた皮膚の状態の場合
皮膚の状態を改善させておいたうえで、
鶏卵摂取を開始することが
鶏卵アレルギーの発症の予防の成功と
鶏卵摂取開始時の合併症のリスクの軽減に

非常に重要です。
お薬をしっかり使用して、
生後6か月までに改善させ(湿疹が消失した状態に)

医師の管理のもと、皮膚の状態を維持しつつ鶏卵摂取を開始します。
ここでまたお母さん!ステロイド使う使わないなどで
大切な時期を逃しませんように。

 
鶏卵の摂取量は2016年の発表された
日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会の
「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」の推奨する方法で開始します。
日本で行われたPETITスタディー臨床研究をもとに
考えられた摂取量は
生後6か月より加熱した固ゆで卵白 約0.2gから開始し、
問題なければ
生後9か月から加熱した固ゆで卵白 約1g
さらに12ヵ月からは加熱した固ゆで全卵 約半分
で行い、その研究では安全に鶏卵の食物アレルギーの発症を軽減できました。
よってこれに準じた方法で、医師の管理のもの
摂取を開始するのがよいですが、
この提言の中では、最初の微量の加熱卵の摂取で問題なく導入
できたあとは、
前述した「授乳・離乳の支援ガイド」に準拠した離乳食で進めてよいとあります。
微量摂取の経過中にアレルギーを疑う症状が出現した場合には
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」に準拠した
精査をすすめ、
その後摂取の継続の可否を診断するとされています。
また研究ではすでに特異的IgEで鶏卵アレルギー陽性者も含まれていますが
一般の診療においては、鶏卵導入前にすでに鶏卵へのアレルギー感作が確認されている場合には「食物アレルギー診療ガイドライン2016」に準拠して
導入を開始することをすすめています(感作の有無や程度だけで鶏卵摂取導入を遅らせることをすべきでないと提言しています)

 
この表はアトピー性皮膚炎やそれに準じた皮膚症状のない場合の離乳食の進め方です。それと比較させてアトピー性皮膚炎がある場合の鶏卵摂取の方法について追記しました。
見えにくいですが
生後6か月より加熱した固ゆで卵白 約0.2gから開始し、
問題なければ
生後9か月から加熱した固ゆで卵白 約1g
さらに12ヵ月からは加熱した固ゆで全卵 約半分
何度のしつこくもうしあげますが
医師の管理下で行いませんと危険です。
アトピー性皮膚炎やそれに準じた症状のあるお子さんの鶏卵導入はアレルギーに精通した医師の管理下で行ってください。
 
 
つぎに
*アトピー性皮膚炎やそれに準じた皮膚炎に診断されていない
場合の
鶏卵摂取開始について。
現段階では、湿疹を伴わない乳児の場合には、
鶏卵摂取開始の時期と鶏卵アレルギー発症の影響については
不明であるとされていますが、
遅らせることは勧められませんので。
以下の「表の授乳・離乳の支援ガイド」の「離乳食の進め方」を目安いに行ってください。
ただしアレルギー疾患の家系を有する乳児においては
のようにアトピー性皮膚炎のある乳児における摂取開始など
遅らせないことが推奨されています。

 
このように
アレルギー対策は日進月歩。
どんどん情報が変わっています。
できるだけ今現在もっとも正しいと考えられる最新の情報をもつ医療関係者に関わり
アレルギーの少ない健康なお子様に育てましょう♡

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