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アトピー性皮膚炎の原因、治療の変遷(その2)

アトピー性皮膚炎の診断。
日本皮膚科学会ガイドラインのアトピー性皮膚炎の診断基準は
このようになっています。

ですが、私が医者になった20年以上前とは、アトピー性皮膚炎と呼ばれる方たちの様子は、だいぶ変わってきています。

アトピー性皮膚炎のほとんどは、親や兄弟にもアトピー性皮膚炎の方がいらして、遺伝が明らかな場合がほとんどでしたが、
最近ではアトピー性皮膚炎と以前に診断されている方の半数は
遺伝的素因が認められません。

古典的なアトピー性皮膚炎は
遺伝的に皮膚のバリア機能、保湿機能が低下していて
幼少期より皮膚が弱く、
そして壊れた皮膚から外来物質が侵入することにより
ハウスダスト、ダニそして口の周りの皮膚があれていると
そこに付着した食物により感作され食物アレルギーも伴うことがあります。

アトピー性皮膚炎の病態は
「皮膚バリア機能の異常」です。

そしてそれに伴う「アレルギー炎症」です。

そのバリア機能異常の病態については
近年解明されつつあります。

安易に血液検査をして、IgEが高く、
アレルギーが陽性になるものがいくつかあり
湿疹が見られたらアトピー性皮膚です!
なんていういい加減な診断 今だによく見ます・・・。

そして湿疹に薬を塗ったり、
抗アレルギー薬を飲んで症状が治まったら
「治った」?
それは治っているのではなく
薬で症状を抑えているだけです。

当院ではエビデンスのある最新の医学情報をもとに
根底からアトピー性皮膚炎の病態を改善することに努めます。

ずっと薬を塗り続け、飲み続けていることに
不安を感じたら、ご相談ください♡

投稿日:2017年9月10日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, アトピー性皮膚炎