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最近のニキビ治療は昔と違う!

日本でのニキビの治療は、とても遅れていました。
特に保険診療においては
皮膚科を受診しても
抗菌剤の飲み薬と抗菌剤の塗薬を
ひたすらもらうだけだったと思います。

でもようやく日本も20年ほどの遅れをもって
欧米においついてきました。
私も微力ながらもブログで
この遅れた日本の医療の問題点について、
お偉い先生方のバッシングを受けながら
書いてきました(笑)
やっとやっと私の思いがかないました♡
海外ではもっと以前から、抗菌剤の使用を最小限に
とどめることに対して強く意識した治療方針が
一般的でしたが、
日本においては、まったく抵抗なく頻回に、長期間
使用されつづけてきました。
今頃になって、その体への影響を切実に考え、
日本でのニキビ治療の治療指針は大きく変わりました。

 

このアルゴリズムのようにようやく改定されました。
抗菌剤の服用は、ある程度ひどいニキビのときのみ使用。
ひどく腫れてきているニキビのときには
毛穴が爆発してニキビ跡にならないために、抗菌剤の服用も必要です。
中等度以下のニキビの場合、重症のニキビも良くなってきたら、抗菌剤の服用、塗布はやめます。

この治療指針の中に多く出てくる推奨度Aの治療薬は
「アダパレン(ディフェリンゲル®)」
「過酸化ベンゾイルBPO(ベピオゲル®)」
「アダパレン+BPO(エピデュオゲル®)」
「BPO+クリンダマイシン(抗菌剤) (デュアックゲル®)」


アダパレンもBPOも図のように毛穴の詰まりをとり、
できているニキビを治したり、ニキビの原因の面皰の形成
抑制します。

最近は抗菌剤ではなく、
これらの薬を積極的に使用することが推奨されています。
ただしデュアックゲルには抗菌剤が入っていますので
耐性菌ができないように(抗生剤が効くかなくなる現象)
初期のみ、悪化時のみの使用が好ましく、
よくなってきたら他の3つのお薬へ変更していくのがいいですね。

アダパレンもBPOも使い始めの数週間は
乾燥したり赤くなったり、刺激があることが多いので
ノンコメドジェニック(毛穴につまりにくいもの)の
保湿剤
との併用がおすすめです。
これらのお薬との併用でおすすめの保湿剤や

化粧品について次回ご紹介します♪


デュアックゲル

濃グリセリンジメチルポリシロキサンなどの
保湿成分が入っているため他の3つのお薬よりも
少し刺激が少なく一番初めに使用しやすい処方となっています。

この刺激症状には注意も必要です。
BPO
の場合には、数パーセントで
アレルギーのある場合があります。
数週間が過ぎても、刺激症状が強い場合には
その可能性がありますので他のものへの変更が必要です。
アダパレンにはアレルギーがある場合はまずありません
ので上記の保湿にて上手に使用すると
問題なく継続できるようになる場合がほとんどです。

当院では10年ほど前よりすでに
抗菌剤のみを使用するニキビ治療を最低限にしか行わず、
このBPOとアダパレンに似たお薬で治療をしてまいりました。

他の皮膚科でこれらの塗薬を処方されて
うまく使用できなかった方でも
当院で使用方法についてもう一度指導すると問題なく使える方が多いです。
一度使用してその刺激症状に懲りてしまった方も
どうぞ一度ご相談ください♡

そしてこれらのお薬のある程度の期間の継続が必要です。
前のブログでご説明したように>>>
また毛穴が詰まってしまいますと
またニキビ菌が増殖して再燃しますので
間隔をあけながらも、面皰ができないように
お薬の継続や、面皰ができないようなスキンケアの
継続が必要です。
BPOは使用している間に突然アレルギーになる
こともあるのでディフェリンゲルで継続することを
おすすめしていることが多いです。

次回はニキビの原因「面皰」を作らないための
スキンケア、
アダパレンやBPOの刺激症状を最小限に抑えながら
上手に使用していくコツについて
お話いたします♡

 

 

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