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毛染めによる皮膚障害に対する注意喚起

厚生労働省より
毛染めによる皮膚障害について
注意喚起がだされました>>>

近年毛染めでの皮膚障害が増加していることについて
昨年の夏に私もこのブログで取り上げました>>>

染めるときに毎回セルフチェック(オープンパッチテス
ト)を行うことが推奨されています。
ですがまずそんなことはすることは現実的に難しいと思います。
その方法は、薬液を皮膚に塗って(絆創膏で覆うことなく
openのまま)48時間後に判定します。
美容室で染める場合は毎回自分で行く前にやるのでしょうか(*_*)・・・。
そして心配なのは、オープンパッチテストとはいえ
そんなに頻回に行うと、かえってその行為によって感作
され、アレルギーを獲得するリスクが増える心配も考えられます。
まだまだこの辺りは議論されるべきです。

昨年の夏に、このブログで毛染めのアレルギーが増加して
いることについて、そして対処法についてご紹介したため
毛染めによる皮膚障害の疑いの方が当院へ、
多く受診されるようになりました。

経過を聞くだけで大半は診断できますが、
多くの方は、染めた頭部から範囲を超えて、
むしろ頭皮よりも顏や首の症状の方が強く出ている場合が
多いです。
そして皮膚科をせっかく受診しても、毛染めのせい
ではないかときいても違うと診断された例が多いです。

毛染めで皮膚障害を生じる場合には
アレルギー性の接触皮膚炎と
非アレルギー性の接触皮膚炎に分かれます。

非アレルギー性接触皮膚炎では、薬液の刺激により
直接的に生じる皮膚炎です。
したがって肌のコンディションによって
症状が出たりでなかったり、
症状が軽かったりひどかったりします。
ただしこれを繰り返しているうちに
アレルギー性となる場合も多いと考えられます。
壊れた皮膚から薬液が入り込むと、
アレルギーを獲得(感作)のきっかけとなります。
アトピー性皮膚炎の方や頭皮湿疹のある方は、
肌の調子の良いとき、もしくは頭皮の状態を整えてから
のみ行うことが重要です

アレルギー性の場合には、その成分に対して体が
合わない物質とおぼえこんでしまっているため(感作)
毎回症状がでますし、染めた部位を超えて症状が
広がったり、全身的なアレルギーに進行することがあります。

「ずっと毛染めしているから心配ない」はまったくあてに
はなりません。

アレルギー性の場合の多くは、前兆があります
「最近染めた後、頭皮かかゆくなる」
「最近染めた後、髪の生え際や耳がかゆくなる」
その後
「染めると頭皮がただれる」
「染めると頭皮にぶつぶつやかさぶたができる」
そして
「染めるとそのあと顏がかゆくなる」
「染めるとそのあと顏が赤くなる」

このように染めるたび、症状が悪化してくることが多く、
いきなり、初めて染めた人が重篤なアレルギー症状に
なることはありません。
したがって、私がお勧めするのは、上記のような
前兆が出てきた際に早期に皮膚科を受診して、
アレルギーを獲得してしまったのかどうかを診ていただく
のが良いと考えます。

さて当院ではヘアカラーのような酸化染毛剤が
合わなくなってしまった方に一時染毛剤ヘアトリート
メントタイプのものをご紹介しています。>>>
ただやはり染まりが悪いので
このたび「お歯黒式白髪染め」の商品の取り扱いを
始めようと思っております。
つきましては、モニターさんを募集いたします。
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ご協力いただける方はスタッフまで。

 

  カテゴリ:★ 院長ブログ ★, アトピー性皮膚炎