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カテゴリ:健康情報・アンチエイジング

 

パラリンピックの日本代表を目指す選手たちのケアに同行しました

みなさま、GWいかがおすごしですか~?

私はクリニックはお休みをいただいておりますが、
月初めは事務仕事が多く、ちょこちょこクリニックで仕事していますよ💦

昨日は、パラリンピックにむけて練習に励む選手の体のケアに同行しました。
お台場にパラアリーナという体育館があります。

バスケットの女子選手たちの練習にお邪魔いたしました。

競技用車いすに乗り換えて練習。
今回練習していた選手たちは、生まれつきの障害ではなく、
事故等で後天的に障害を持ってしまった方々です。
頸椎損傷等で下半身がマヒし、動かすことが困難なため
車いすで競技をします。

その動きは、私の想像していたものよりも
はるかに複雑な動きで、ハードなスポーツでした。
みんなで「まるで人魚のようだね」と話すように、
車いすと体が一体化し、その動きはとてもしなやかで、でも力強く機敏で。
ドリブルしながら、そしてシュートしたり。車椅子に乗ってですよー!。
すごい・・・。

そんな彼女たちは、上半身のみを使ってプレイをしますので、
体幹の大きな動きと腕や肩の柔軟性が要求されます。

ケアチームの先生は、
彼女たちの動きをみて、関節の動きの悪いところ、筋肉の硬いところ等
滞りのある部分を診断し、「ある方法」でほぐしていきます。
一瞬にして関節の可動域が広がり、動きが良くなります。
選手たちの体感も大きく
「すごい!!!」「良くなった!!」
と素晴らしいので、みていてとても感動的です。

この「ある方法」。
最近私が勉強をしている治療方法です。

皮膚疾患と関係ある???
と思われるかもしれませんが、
本当に病気を治したいと思うと・・・
行きつくところは「医食同源」そして「身体調律」なのです。
薬は症状を抑えるだけに過ぎない。もちろん漢方も・・・。
そして病気を予防しなければっ。

食事の改善やサプリメントでの不足している栄養素の補充が
疾患治療や予防に役立つことは周知されてきており、
クリニックでも指導する時代となりました。
数年前より厚労省より医療機関でのサプリメント販売が解禁になったのにはそのような背景があります。

そして、私が次に必要だと考えているのが
「身体調律」
とくに、体の姿勢や関節、筋肉を整えること。
それがどうして疾患に関係するのか・・・。
筋肉や骨格により臓器の位置が変わったり、血行が悪くなったり、
神経を圧迫したり。それがさまざまな影響を及ぼす事についてわかってきました。
それを整える方法の一つとしてこの「ある方法」をただいま勉強中です。

この日も、掌蹠膿疱症だったという方にお会いしましたが、
乾癬やアトピー性皮膚炎等の改善についてもあるようですので、
早く技術を習得して、皆様にご提供したいです☺

 

投稿日:2019年5月3日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

炭酸ガスレーザーで削ったり、AGNESで焼く必要がなくなりました!「ラパリムスゲル」が承認され、結節性硬化症の「顔面血管線維腫」の外用療法を当院でも行っております。

「結節性硬化症」は6000人に一人くらいの頻度でみられます。
皮膚症状が98%の患者でみられるため、皮膚科で診断されることも多い疾患です。
心臓の疾患、てんかん等の神経精神症状、腫瘍性病変など他の合併症を伴う場合もありますので定期的に診察を受けていただく必要があります。
良いお薬が出てきていますので、症状に合わせて治療が行われています。

皮膚症状として、白斑や顔の血管線維腫が認められます。
生下時より白斑がみられる場合。
血管線維腫は幼児期より顔に赤い斑点がでてきて学童期以降に盛り上がり、
数も増えてきます。
ニキビと間違えられることもあります。
合併症の予防、対症療法が必要ですので皮膚症状からの診断は非常に重要です。

内服薬のラパマイシンの誘導体のエベロリムス(アフィニトール)が2014年に承認され、皮膚症状にも有効ですが、中止により再燃するため
結節性硬化症の皮膚症状に対して外用剤が開発されました。
2018年3月23日より「ラパリムスゲル」が「結節性硬化症の皮膚病変」の効能・効果で承認されました。

当院でも治療を行っております。

患者様にご承諾いただきましたので、この素晴らしい効果についてご紹介いたします。
これまでは、幾度となく、レーザー治療等を繰り返し受けなければ進行し、
皮疹が目立ってくるため、QOLを低下させていました。
塗るだけでこのような効果は結節性硬化症の方々にとってはとても朗報です。

治療開始前
この方はこれまで炭酸ガスレーザーにて加療されていました。


外用開始1ヵ月


外用開始2ヵ月後
赤みがかなりひいてぼりあがりも目立たなくなってきています。

 

3歳以上のお子さんにも使用できます。

大きな副作用は出ていませんが皮膚の乾燥症状が出ることが多いようです。

治療をご希望される方は、安全性と有効性の再確認のため、一般使用成績調査の全例調査対象となっております。
効果、副作用の有無などを詳細に確認させていただきます。
治療開始から4週後、12週後、26週後、38週後、52週後に経過の診察がございます。

 

投稿日:2019年4月29日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

第17回 日本フットケア学会に参加しました ~魚の目やタコにはできる原因がある!削ったり、芯をとってるだけでは根本治療ではない!~

先週末は名古屋へ「第17回日本フットケア学会」に参加していました。

この学会の副理事長は、聖路加病院に勤務していた頃よりかれこれ15年以上お世話になっていた皮膚科の看護師の金児玉青さんです。
学会で久しぶりにお会いできました💛

この学会は皮膚科のみでなく、整形外科、形成外科、糖尿病内科、循環器内科、心臓血管外科、透析・腎臓内科、リハビリ病テーション科、小児科そして医師ばかりでなく、看護師、理学療法士、臨床工学技士、装具、靴製造会社などの業者などなど
さまざまな業種が集まり、科を超えて議論できるすばらしい学会です。

子どもから高齢者まで、さまざまなシーンでこの「フットケア」が重要な役割をします。

皮膚科では、鶏眼(うおのめ)や胼胝(たこ)の治療をしますが、
削ればいい、芯をとればいいわけではなく、
どうしてそれができてしまったのかを追及し、
その原因を改善することが重要です。
芯を深く削ったり、手術で切除しても、、、それば根本治療ではありません。
当院では足の関節の変形、形、アーチの状態を診察したり、
体の傾き、ゆがみの有無、そして歩き方の指導をしています。
そしてさらに、関節のゆがみや骨格のゆがみを整える
新しい治療を最近勉強にいっています。
また、これまでも足の変形に合わせた足底板や靴のオーダーを
してまいりましたが、
より本格的な計測に基づいた最先端三次元足圧測定機による
「3DOシステム」高機能オーダーメイドインソールの作成を導入します。
(詳細がきまりましたらご連絡いたします)
それは従来のものとは異なり、
変形した足やゆがんだ姿勢に合わせた靴作りというよりは
その骨格補正を目的とします。

魚の目やタコの治療は削ることではなく
できる原因の追究とその歪みの改善が根本治療の時代です。

また子どもにおいては、粗悪な靴による足の変形、姿勢のゆがみ、運動能力の低下の問題は深刻であり、当院の林原医師が、以前より問題提起しています。
骨格形成される幼少期の靴が大きく影響します。
今後はそのような林原医師の啓蒙活動にも当院も関わりたいと考えています。

 

投稿日:2019年2月12日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, 小児皮膚科

感冒とビタミンC 

風邪にビタミンCがいいってよく耳にされると思います。

1950年代にノーベル化学賞、平和賞を受賞した
Linus Pauling博士の「ビタミンCとかぜ、インフルエンザ」
の著書により、ビタミンCの風邪に対する効能が注目されるようになったことよりはじまります。

とはいえ、多くの研究がされてきましたが、
予防効果があるのか、改善に役立つのか、
ビタミンCの投与量、期間にも幅があり、
評価方法も難しく、
なかなか一致した結論には至っていません。

そのなかで、笹月氏により(*1)
これまでの29のビタミンCとかぜに関する介入研究において
対象者の日常的な行動を調査する研究)
メタアナリシス(複数の研究結果をまとめ、解析すること)を
実施した結果について報告されています。

まずは
ビタミンCとかぜの発症に関して。
さまざまな条件の問題により、その効果は限定的でありますが、
リスク減少が認められています。
また別の、笹月らの秋田県での5年間の介入研究では、
ビタミンC(1日50mgの低用量群よりも500mgの高用量群において)
の服用により、かぜの発症が抑制される結果が出ています。

ビタミンCとかぜの期間について。
同じくメタアナリシスにおいて
小児では14.2%、成人では7.7%かぜの期間を減少させている結果です。

ビタミンCとかぜの重症度。
メタアナリシスでは、「家にとどまった日数」や
「学校や職場を休んだ日数」が重症度の指標として主に用いられています。
そしてビタミンCの服用による効果は、有意ではあるものの
中等度の低下にとどまっています。
1日4gのビタミンCを摂取しているグループに比べて
8gのグループで、重症度がわずかに軽かったようですが、
全体としては一致した結果は得られていないようです。

どのくらいの量のビタミンCを服用したら
かぜの予防になり、またかぜをひいたときに
どのくらいのビタミンCを服用したら早く回復するのか、
まだまだ結論は出ていませんが、
少なくとも、ビタミンCを摂取しているほうが多少なりとも
かぜに強い体でいられるようですね。

ちなみに私は1日2000mgを摂取しています。
そのうち1000mgはリポカプセルビタミンC(高吸収型ビタミンC)>>>
で摂取していますが、
かぜをひくことは非常に稀で、前回いつひいたか・・・
記憶がありませんし、いつも数日以内に回復することが多く、
かぜで仕事を休んだことは一度もありません。
皆さんも、かぜやインフルエンザにかかりやすい季節が
到来しました!
ビタミンCをたっぷり摂取して備えましょう💛

*1.笹月 静(国立がん研究センター社会と健康研究部).ビタミンCとかぜの関連.日本胸部臨床75(9);1002-1005.2016

 

 

投稿日:2018年11月25日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

その2「帯状疱疹とビタミンC」 先週末は「オーソモレキュラー医学の最新動向2018秋!」に参加しました 

50歳以上になりますと
急激に帯状疱疹にかかる方が増えるといわれています。
もちろん、お若い方やお子さんでもなることがあります。
>>>

当院で50歳以上の方に、帯状疱疹のワクチン接種を
行っております。
¥8,000

老化による免疫低下や、疲労や栄養失調等による
免疫力低下により、昔にかかった水痘(みずぼうそう)の
ウイルスが体の中で再活性化し、
神経に沿って帯状に発疹と痛みが生じる病気です。
3人に1人が80歳までに帯状疱疹にかかるといわれています。
かなり健康、食事に気をつかっている方、
サプリメントなどで免疫力を高めている方ですらも
帯状疱疹になる方を多く診ますので、
自力での予防はなかなか困難です。

通常は、水ぼうそうと同じ治療薬を服用しますと
約数週間で皮疹も痛みも改善しますが、
一部では痛みが長びいたり、痛みが残る後遺症と
なるケースがあり厄介です。
帯状疱疹後神経痛
疼痛の強いケースでは、早期に神経ブロック注射を行うことで、
早く改善し、神経痛が残るリスクを軽減でき
予後に大きく影響します。>>>
よって、当院では重症度の高い例、疼痛の強い例では
積極的に神経ブロック注射を勧めています。

また
今回の講演では従来の帯状疱疹の治療に
ビタミンCの点滴を併用することが有益であるという
報告を聴きました。
*Martin Schencking et al.Intravenous Vitamin  C
in the treatment of shingles:Results of multicenter
prospective cohort study.Med Sci Monit.2012;18(4):CR215-224

67例(age 56.3years(±20.4))の帯状疱疹の患者に対して
従来の帯状疱疹の治療を行ったうえで、
ビタミンCの点滴を1日7.5g/50ml を2週間併用し、
2週間後と12週間後に評価しています。
症状全体の効果としては、
著効・有効が
従来の治療のみの場合の37.8%にくらべて
ビタミンC点滴を併用した群では92.1%
やや有効・無効は
従来の治療のみの場合は62.2%
ビタミンCの併用では7.9%でした。
特に帯状疱疹において厄介な痛みに関しても
有意に改善している結果でした。

したがって、帯状疱疹の治療において
既存の通常の治療に併用してビタミンc点滴を行うことは
疼痛、およびその他の皮膚症状に対して有用であり、
特に帯状疱疹後神経痛となるリスクを軽減できると
報告されています。

ここでは1日たった7.5gのビタミンCの点滴でも
このような素晴らしい結果が出ていますので
当院で行っている12.5 g,  25 gの高濃度ビタミンC点滴も
とても期待できそうですね。

 

高濃度ビタミンC点滴
25g  1回¥100,00
12.5g  1回¥8,000
初回はカウンセリング料¥3,000
が必要です。

投稿日:2018年11月16日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

その1「アトピー性皮膚炎とビタミンC」 先週末は「オーソモレキュラー医学の最新動向2018秋!」に参加しました 

 

ビタミンCによる疾病予防と治療の最新の動向について
国際オーソモレキュラー医学会会長の柳澤厚生先生の
講演を聴いて参りました。
日本は先進国の中ではだいぶ遅れてはいるものの、
ようやく日本の大学病院でもビタミンcに対する効能について
様々な臨床治験がはじまりまっています。

さて
最近の注目の臨床研究の報告は、
イースタン・バージニア大学の発表による
死亡率の非常に高い重症敗血症(血液にばい菌が蔓延し、全身の臓器障害が生じている致命的な状態)の治療にビタミンCを追加併用することで死亡率が激減したというものです。
重傷敗血症において、従来の治療では40.4%であった死亡率が、
ビタミンCを併用した患者の死亡率は8.5%したという報告です。
この発表を機に、米国では敗血症に対するビタミンCの効果について
多くの臨床試験が開始されたそうです。
日本ではまだ全くされていないとか・・・

 

皮膚においてもいくつか重要な報告をききました。
ビタミンCをたくさん摂取したり、高濃度ビタミンC点滴をすると
お肌がしっとりつるつるになる理由の一つが
セラミドの合成の増加によるものです。
セラミドはお肌を外部刺激から守るバリア機能に重要な成分です。
加齢とともに減少し、またお肌のお手入れ方法を間違えると
減ってしまい、乾燥や肌荒れの原因となります。
アトピー性皮膚炎の方では、このセラミドが減少していると
いわれており、保湿剤として補充しますと、保湿機能が高まり
症状が改善することもあります。
このセラミドが、ビタミンCを摂取することで
増加し、そのほかにも様々なビタミンCの効能により
アトピー性皮膚炎の症状を改善することを助けてくれているようです。

*Kun pyo kim et al.Vitamin C Stimulates Epidermal Ceramide
Production by Regulating Its Metabolic Enzymes.
Biomolecules & Therapeutics 2015;23(6):525-530
ビタミンCはセライド合成代謝経路を刺激して、
皮膚セラミドの産生を促進するという報告。

*shin J et al.Associations among plasma vitamin C,
epidermal ceramide and clinical severity of atopic deratitis.Nutr Res pract.2016;10(4):398-403
アトピー性皮膚炎の重症度とビタミンC、セラミドとの関係をみたものです。
17名の重症のアトピー性皮膚炎の患者のビタミンC濃度と
皮膚生検にて皮膚セラミドとの相関をみています。
重症度の高いアトピー性皮膚炎の患者では血中のビタミンCが減少していること。
また皮膚セラミドが減少していること。
そしてこれらが相関していることについて報告されています。

 

私のクリニックでは、保険診療のおよそ1/4はアトピー性皮膚炎の方です。
小児のアトピー性皮膚炎から成人にいたるまで、
これまで大学病院をはじめとした様々な施設で治療をうけ、
よくならなかったケースや、免疫抑制剤の継続に症状および副作用
の問題で限界があり、離脱したいケース等々
その多くは従来の治療でうまくいっていないケースや、
薬のみの治療に疑問のある方々です。
このような方の治療の一つとして、オーソモレキュラー療法(サプリメントを活用した栄養療法)や食生活指導を行っています。
主には抗酸化治療、腸内環境の改善を目的として、
最も処方することが多いのはビタミンC、プロバイオティクスです。
その中で、高濃度ビタミンC点滴を定期的に受けるのは、費用や時間がとれず
難しい場合にはサプリメントの服用を行います。
高品質なサプリメントは高価ですので、それも取り入れることが難しいケース
ではビタミンC,ミヤBM(酪酸:腸内細菌叢の異常を改善させる)、ビオチン
などを工夫して処方しています。
長期の服用で劇的に改善する人、しない人(多くは様々な理由で服用が続かない・・・)がありますが、少なからずよい結果を伴うことが多いです。

最近ではこのようなエビデンスが多く出てきて、本当にうれしいです。
私が思う治療に熱心でない医者で耳にする言葉は
「それは学会でみとめられていないから・・・。」
「それは保険適用でないから・・・。」
です。
これをいう医者で、一見著名であったとしても
良医をみたこいとが私はありません・・・。

私は、リスクが少なく、エビデンスのあるもの、治療実績の高い
治療や検査は積極的に取り入れます。(ただし保険適用外です)
(たとえば・・・
ビタミンCくらい・・・ちゃんと取ってもらうように
指導したらいいんじゃん?(^^;)
というような感じです・・・(゜_゜))

それはそうしていかないと
学会を待っていては
かつての日本でのニキビ治療のように
他国よりも医療レベルが20年以上遅れるような事態になり得るからです。

ですので、決して押しつけではなく
こんな報告出ていますよと、いつも最新の情報を患者様に
ご提供ができるようにと情報収集に励んでいます。

で、私の希少な休日は終わりました・・・(^^;)

「その2」もお楽しみに♡

 

 

 

 

投稿日:2018年11月14日  カテゴリー:健康情報・アンチエイジング, 美容・アンチエイジング, アトピー性皮膚炎

意外とそのウォータープルーフの日焼け止め効いていないかも?!

先日ゴルフに行ってきました☺
紫外線はきになりますが、
格好も気になるので(笑)
それなりにめかして行きます♡

ドイツに長くいたお友だち言わく、
このセーターはドイツ語で
「スイスに行こう」って書いてあるそうで・・・(゜_゜)何じゃそりゃ(笑)

 

あいにくお天気は厚い雲に覆われて曇り、
後には大雨(T_T)

でも曇りの日でも、紫外線はたくさん降り注いでいるので
油断はなりません!

汗をかいたり、雨に濡れたり
日焼け止めクリームが落ちてしまっているのではと心配になりますね。

でも私はこの2つが鉄板!

飲む日焼け止め
「ヘリオケア」¥6,000


この日焼け止めローション
「fighterファイター」62g¥3,500
以前にもご紹介したアスリート用の高品質&ウォータープルーフの日焼け止めです♡>>>

日焼けはやけどと同じ。
日焼けをしてしまいますと多くのエネルギーを消費してしまいます。
そして紫外線を浴びると活性酸素も発生し、その過剰な活性酸素は疲労物質の蓄積を招きます。
したがってトップアスリートの方々は、紫外線と活性酸素の対策で
身体パフォーマンスに悪影響が及ばないように
肌の防御にも気を使っていらっしゃるのです。
そのトップアスリート用の汗&ウォータープルーフ日焼け止めローションが
「fighterファイター」です。

皆さんはきっと
夏になるとTVでよくみるあの大手メーカーさんの
ウォータープルーフの日焼け止めを使っていませんか?

当院の医師でトライアスロンやロードバイクが趣味の
林原医師がそれらの市販の日焼け止めと「fighter」の
効果について検証し、報告しました。

www—市販のウォータープルーフの日焼け止めも
まあまあ効いていると思っていましたが
そうでもないですね(^^;)

一目瞭然!

「Fighter」(C)および市販の某有名化粧品会社のウォータープルーフを謳っている日焼け止め(D)を塗り、
紫外線を照射した結果です!
日焼止めを塗ってから、30分後に、
スポーツジムで2時間の発汗を伴う運動、
その後シャワーを浴び、
紫外線を照射した結果です!!!

Bは日焼け止めを塗っていないところ
Cは「fighter」
Dは市販の某有名化粧品会社のウォータープルーフを謳っている日焼止め

あれ焼けとるやないか(笑)!!(^^;)

ウォータープルーフ効果、こんなに差があるとは・・・

「fighter」のようにウォータープルーフおよび
スウェット(汗)プルーフ効果の高い日焼止めなら
塗り直しも必要なく安心ですね♡

私たち大人だけではなく、子供たちの紫外線対策も重要です。
18歳までに浴びた紫外線の量が、将来の皮膚がんの発生率に
影響するという報告があります。>>>

小児期、特に5歳以下は表皮が薄く、メラニンの産生能力も低く、
皮膚の少し奥の真皮の膠原繊維や弾性繊維も未熟です。
これらの機能や構造が発達するまでは、
紫外線の影響を受けやすいです。

先ほどの報告以外にも、
子供の日光暴露と皮膚がんの発生についての
データは多数あります(ただし白人)。
小児期の日焼けにより悪性黒色腫(メラノーマ)の
発症リスクが上がるという報告*1や
若年での日焼けマシーンの使用により基底細胞がんの発症リスクが上がったという報告*2
そしてサンスクリーン剤(日焼止め)の使用により悪性黒色腫の発症が予防できたとの報告*3

*1.Cestari T et al:Photoprotection in specific
population:Children and people of color.
J Am Acad Dermatol 76(3S1):S110-S121,2017
*2.University of California,San Franciscio:
Tanning deds linked to non-melanoma skin cancer.2012
*3.Green AC,Wiliams GM et al:Reduced melanoma
after regular sunscreen use:randomized trial follow-up.
J Clin Oncol 29(3):257-263,2011
*4.中野英司 国立がん研究センター中央病院皮膚科腫瘍科
:日焼けの成長期の皮膚への影響.SEMINARIA DERMATOLOGIE:24-28,2018

でも、日本では子供が日焼止めを使用する意識が
低く、学校などで塗り直すことは難しいですね。
でもfighterなら塗り直す必要がないので
朝おうちで塗れば一日安心ですね♡
べとつきも少ないので男性の方にもおすすめです♡

「fighter」ファイター ウォータープルーフ日焼止め
1本 62g ¥3,500

 

投稿日:2018年11月8日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, 美容・アンチエイジング

携帯端末による金属アレルギーにご注意ください!

先日、金属アレルギーについて書きました>>>

携帯端末による金属アレルギーの感作、
そして金属アレルギーをすでに持っている人は悪化要因になることについての報告があります。

米・Rady Children`s HospitalのSharon e,Jacob氏らは、
全身型金属アレルギーと診断された男児が、
iPadに含まれるニッケルに関連していたことが報告されています。
同氏らは、ニッケルアレルギーに関連した症状が疑われる場合、
携帯端末等の電子機器の使用歴も考慮するよう
注意を呼び掛けています。

これ。。。非常に盲点でした・・・。
皮製品については金属でなめすため、私もよく患者さまに
注意をお話することはありましたが、時計やアクセサリーだけではなく
携帯端末も注意が必要でした!!
確かにかなり長時間握っています。

Jacob氏らによりますと、小児の全身型金属アレルギーの
有病率は増えており、中でもニッケルは最も多く報告されています。
ニッケルアレルギーが多い理由としては、
ニッケルが酸に弱く、汗などでも溶出しやすいこと、
携帯電話や腕時計、アクセサリー、硬貨などに広く使用されているためと考えられています。

難治性の場合には、金属アレルギー検査を行い、
ニッケルが陽性になった場合には、それらを含む食事を避けること以外にも
ニッケル含有製品との接触を避けることの一つとして
携帯端末の背面を保護カバーで覆うこと。そして
液晶が目にもニッケルが含まれていることがあるため
液晶画面のカバーフィルムなどを付けて使用することが
アドバイスされています。

子どもに限らず、もちろん大人も、
金属アレルギーのある人そして
金属アレルギーの保有率の高いアトピー性皮膚炎の方は
携帯端末の接触に気を付けた方がよろしいですね。

投稿日:2018年7月31日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, アトピー性皮膚炎, 小児皮膚科

妊娠中の皮膚トラブルは多彩です。妊娠に特異的な発疹や持病の皮膚疾患の悪化など。胎児への影響のないものからあるものまで。

先日、妊娠後期の方で3ヵ月前より発疹がでており
近くの診療所でずっと治療を受けているが
改善しないということで当院を受診されました。

こんな風に、妊娠によって大きくなったお腹周りを中心に赤い斑点が出ています。
湿疹や虫刺されの診断で3ヵ月もの間加療をされていたとのことでしたが
(その先生は皮膚科専門医ではありません)
「pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy(PUPPP)」
という妊娠に関係した皮膚疾患がまず疑われました。
この疾患は赤ちゃんへの問題はとんど生じることはありませんが、
他の、胎児へ影響のある疾患との鑑別のための検査の必要性、
そして発疹がかなり拡大した際にはステロイドの全身投与の必要が生じることもあり、即総合病院へ紹介受診していただきました。

妊娠中にはホルモン、免疫機能が大きく変化し、
さまざまな皮膚病変が生じえます。
治療が必要なく治ってしまうものもあれば、
胎児に影響するため即治療が必要で、産婦人科の先生方と
一緒に慎重に経過を診る必要なものまであります。

*6より抜粋

この表を見ていただきますとわかりますように
これらの疾患の「予後」の中には胎児に影響するものがあります。

私たち皮膚科医は、これらを鑑別して診ています。
でも、今回のように、その疾患の治療経験があまりないと
普通の湿疹や蕁麻疹等と見過ごされてしまう可能性があります。
発疹についてきちんとした説明を受けることが
できなかった際には
「日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医」を受診してください。

 

妊娠に伴う皮膚病変には、
1.「病気ではなく妊娠による生理的変化によって生じる現象」
2.「妊娠によって持病が悪化する場合」
3.「妊娠に特異的な疾患」
等に分かれます。

1.は乳輪やワキの下の色が黒くなる、肝斑等の色素沈着の増強。
エストロゲンの高い状態が続くことにより、
手のひらが赤くなったり、
くも状血管腫や唇にできる静脈湖(微小血管の局所的な拡張)ができたり、
痔や静脈瘤の悪化(血行状態の変化に加えて)
など血管拡張病変、
その他ホルモン変化による多毛、逆に脱毛等があります。

2.は膠原病、腫瘍性病変、アトピー性皮膚炎等の悪化です。
アトピー性皮膚炎の悪化は、たびたび遭遇します。
調査の報告の多くは、半数以上の方で妊娠で悪化することが多いようです*1。
悪化の原因としては、免疫状態の変化によるもの*2、
生理前に悪化する人が多いようにホルモン変化による影響、
妊娠中はエクリン汗腺の機能が亢進し、
汗の量が増えるといわれており、汗による悪化*3、
胎児の成長に伴い需要の高まる必要栄養素の不足によるもの、
妊娠によるさまざまなストレス等
さまざまな要因が関与していると考えられています。

そして最近では、もともとアトピー性皮膚炎のある方が
妊娠によって悪化するばかりでなく、
妊娠してはじめてアトピー性皮膚炎のような症状を
発症するケースもあるとされています。

このようにアトピーの既往のある方の悪化、
ない方の発症を含めて妊娠中のアトピー症状を
最近ではAtopic  eruption of pregnancy(AEP)
とまとめて呼んでいます。

 

3.は上記の表の疾患です。

 

このように妊娠中の皮膚トラブルは、さまざまな視点から
診察し診断が必要です。
そして妊娠中であることを考慮した治療
(妊娠中に投与可能な薬剤と量など)が必要です。
日本皮膚科学会皮膚科専門医にご相談ください。

 

*1.Cho S.Kim HJ et al. The influence of pregnancy and
enstruation on the deterioration of atopic dermatitis.
ann Dermatol 2010;22:180-5.
*2.Piccinni MP.T-cell cytokines in pregnancy.Am J Reprod Immunol 2002;47:289-94
*3.Kroumpouzos G et al.Deratoses of pregnancy.
J Acad Dermatol 2001;45:1-19
*4.妊娠に特異的な皮膚疾患.医学のあゆみ,238:801-2,2011.
*5.寺木祐一:妊娠とアトピー性皮膚炎.アレルギー63(2):147-154,2014.
*6.森 志朋ら:pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy(PUPPP).周産期医学,41(6):719-723,2011

 

投稿日:2018年7月12日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

慢性じんましんの新たな治療薬「オマリズマブ(ゾレア®)」今後は皮膚科専門医のいるクリニックでも治療できる可能性が出てきました。

これまで喘息で使用していた「オマリズマブ(ゾレア®)」
慢性じんましんに適応拡大になり、その実際の効果安全性について
情報が多く出て参りました。
昨日、診療時間をはやめに切り上げさせていただき、
その勉強会に参加しました。

神戸大学大学院医学研究科内科系講座 講師の
福永 淳先生より
今度改訂されるじんましんの治療ガイドラインについてと新しい慢性じんましんの治療薬「オマリズマブ(ゾレア®)」についてご講演いただきました。

 

慢性じんましん(6週間以上続くもの)の約45%は
自己免疫性といわれ、
そのほかのほとんどが原因不明です。
でも何かの食べ物で出ていると言うことはまず考えられません。
急性じんましんとは異なります。
従って不必要な原因検索のためのアレルギー検査は
行わないのが原則ですが、未だに行われていることがあり
今回の慢性じんましんの治療ガイドラインの改訂版ではびしっと。
「原因検索のための検査はするべきではない!」と書かれます。
やみくもに不必要な検査(アレルギー検査など)が未だにされていることがよくあります。(ほかの疾患との鑑別が必要な場合には行うこともあります)

 

そして治療については
海外では
一般的な抗ヒスタミン薬が効かない場合には
4倍量まで増量しますが、
日本では現在2倍量まで増量が認められています。
それでも効かないない場合には、
薬の種類の変更や2剤併用を試みます。

それでも効かない場合には
海外では「ロイコトリエン受容体拮抗薬」での効果の
エビデンスが高いです。

そしてそれでも効かない場合には
ステロイドを投与しておりましたが、
長期投与は糖尿病、骨粗鬆症諸々の副作用が生じることがあるため
現在も1ヶ月以内の投与にとどめるように
されています。
そこで、今回新しく登場した
「オマリズマブ(ゾレア®)」が選択肢に加わりました。

この「オマリズマブ(ゾレア®)」の治療の適応となる人の目安は
上記の治療で無効で、
↓の「UCTスコア(Urticaria Control Test)」で
12未満の人が「オマリズマブ(ゾレア®)」を検討した方がよい
適応になります。

そんないい薬でたなら早く受けたい!
と思う方もいらっしゃると思いますが
まずは非常に費用が高いです。
月に1回皮下注射しますが、3割負担で1回の注射の自己負担額は
27,000円かかります。(高額医療費控除の対象にならない金額・・・)

この「オマリズマブ(ゾレア®)」の慢性じんましんに対する
実際の効果について、実際はどうなのか。
神戸大学での効果の評価は今のところは
おおよそ
9割の人で「効果あり」
6割の人で「かなり効果あり」後で述べるUCT6以下
3割の人で「治療を続けていれば皮疹はでない」
1割の人は「治療をやめても再燃しない」
という結果だそうです。
もちろん無効な例もあります。

ある程度「オマリズマブ(ゾレア®)」が効きやすい人の
じんましんのタイプも見えてきたようです。
その特徴は
①血液中の「IgE」が高い人
この薬の作用機序が「IgE」という免疫抗体が、
じんましんを引き起こすヒスタミンを放出する肥満細胞に
くっつかないようにして効果を発揮することに関連して
血液検査で「IgE」の高い(高値出なくと、正常より高い)場合に
奏効しやすいこと。
②血液中の「Dダイマー」が高い人
最近のトピックスとして、慢性じんましんが血液凝固反応に関与することについて
広島大より発表がありましたが、それに関連してやはり
血液検査にて「Dダイマー」の高い人
③自己血清皮内テストの陰性の人
すなわち自己免疫性のじんましんの人(自己血清皮内テスト陽性)
は無効か効いてくるのに12週間以上かかる反応の遅いタイプが多いとのことです。

 

この治療はまた指定機関病院でないと
受けられませんが、副作用も少なく
スタート時のアレルギー反応も少ないので
今後はクリニックでも行えるようになりそうです。
ただし日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医でなければ注射できません。
(専門医資格者の皮膚科医であればクリニックの医師紹介に、
必ずその旨を記載しておりますので
近隣でお探しの際はご確認のうえ受診されてください)
当院で行えるようになるまでは、近隣の病院へご紹介しております。
この治療の適応になるかどうかにつきましては
私の診察のうえ判断させていただいております。

 

 

 

 

投稿日:2018年6月22日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング