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カテゴリ:健康情報・アンチエイジング

 

その2「帯状疱疹とビタミンC」 先週末は「オーソモレキュラー医学の最新動向2018秋!」に参加しました 

50歳以上になりますと
急激に帯状疱疹にかかる方が増えるといわれています。
もちろん、お若い方やお子さんでもなることがあります。
>>>

当院で50歳以上の方に、帯状疱疹のワクチン接種を
行っております。
¥8,000

老化による免疫低下や、疲労や栄養失調等による
免疫力低下により、昔にかかった水痘(みずぼうそう)の
ウイルスが体の中で再活性化し、
神経に沿って帯状に発疹と痛みが生じる病気です。
3人に1人が80歳までに帯状疱疹にかかるといわれています。
かなり健康、食事に気をつかっている方、
サプリメントなどで免疫力を高めている方ですらも
帯状疱疹になる方を多く診ますので、
自力での予防はなかなか困難です。

通常は、水ぼうそうと同じ治療薬を服用しますと
約数週間で皮疹も痛みも改善しますが、
一部では痛みが長びいたり、痛みが残る後遺症と
なるケースがあり厄介です。
帯状疱疹後神経痛
疼痛の強いケースでは、早期に神経ブロック注射を行うことで、
早く改善し、神経痛が残るリスクを軽減でき
予後に大きく影響します。>>>
よって、当院では重症度の高い例、疼痛の強い例では
積極的に神経ブロック注射を勧めています。

また
今回の講演では従来の帯状疱疹の治療に
ビタミンCの点滴を併用することが有益であるという
報告を聴きました。
*Martin Schencking et al.Intravenous Vitamin  C
in the treatment of shingles:Results of multicenter
prospective cohort study.Med Sci Monit.2012;18(4):CR215-224

67例(age 56.3years(±20.4))の帯状疱疹の患者に対して
従来の帯状疱疹の治療を行ったうえで、
ビタミンCの点滴を1日7.5g/50ml を2週間併用し、
2週間後と12週間後に評価しています。
症状全体の効果としては、
著効・有効が
従来の治療のみの場合の37.8%にくらべて
ビタミンC点滴を併用した群では92.1%
やや有効・無効は
従来の治療のみの場合は62.2%
ビタミンCの併用では7.9%でした。
特に帯状疱疹において厄介な痛みに関しても
有意に改善している結果でした。

したがって、帯状疱疹の治療において
既存の通常の治療に併用してビタミンc点滴を行うことは
疼痛、およびその他の皮膚症状に対して有用であり、
特に帯状疱疹後神経痛となるリスクを軽減できると
報告されています。

ここでは1日たった7.5gのビタミンCの点滴でも
このような素晴らしい結果が出ていますので
当院で行っている12.5 g,  25 gの高濃度ビタミンC点滴も
とても期待できそうですね。

 

高濃度ビタミンC点滴
25g  1回¥100,00
12.5g  1回¥8,000
初回はカウンセリング料¥3,000
が必要です。

投稿日:2018年11月16日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

その1「アトピー性皮膚炎とビタミンC」 先週末は「オーソモレキュラー医学の最新動向2018秋!」に参加しました 

 

ビタミンCによる疾病予防と治療の最新の動向について
国際オーソモレキュラー医学会会長の柳澤厚生先生の
講演を聴いて参りました。
日本は先進国の中ではだいぶ遅れてはいるものの、
ようやく日本の大学病院でもビタミンcに対する効能について
様々な臨床治験がはじまりまっています。

さて
最近の注目の臨床研究の報告は、
イースタン・バージニア大学の発表による
死亡率の非常に高い重症敗血症(血液にばい菌が蔓延し、全身の臓器障害が生じている致命的な状態)の治療にビタミンCを追加併用することで死亡率が激減したというものです。
重傷敗血症において、従来の治療では40.4%であった死亡率が、
ビタミンCを併用した患者の死亡率は8.5%したという報告です。
この発表を機に、米国では敗血症に対するビタミンCの効果について
多くの臨床試験が開始されたそうです。
日本ではまだ全くされていないとか・・・

 

皮膚においてもいくつか重要な報告をききました。
ビタミンCをたくさん摂取したり、高濃度ビタミンC点滴をすると
お肌がしっとりつるつるになる理由の一つが
セラミドの合成の増加によるものです。
セラミドはお肌を外部刺激から守るバリア機能に重要な成分です。
加齢とともに減少し、またお肌のお手入れ方法を間違えると
減ってしまい、乾燥や肌荒れの原因となります。
アトピー性皮膚炎の方では、このセラミドが減少していると
いわれており、保湿剤として補充しますと、保湿機能が高まり
症状が改善することもあります。
このセラミドが、ビタミンCを摂取することで
増加し、そのほかにも様々なビタミンCの効能により
アトピー性皮膚炎の症状を改善することを助けてくれているようです。

*Kun pyo kim et al.Vitamin C Stimulates Epidermal Ceramide
Production by Regulating Its Metabolic Enzymes.
Biomolecules & Therapeutics 2015;23(6):525-530
ビタミンCはセライド合成代謝経路を刺激して、
皮膚セラミドの産生を促進するという報告。

*shin J et al.Associations among plasma vitamin C,
epidermal ceramide and clinical severity of atopic deratitis.Nutr Res pract.2016;10(4):398-403
アトピー性皮膚炎の重症度とビタミンC、セラミドとの関係をみたものです。
17名の重症のアトピー性皮膚炎の患者のビタミンC濃度と
皮膚生検にて皮膚セラミドとの相関をみています。
重症度の高いアトピー性皮膚炎の患者では血中のビタミンCが減少していること。
また皮膚セラミドが減少していること。
そしてこれらが相関していることについて報告されています。

 

私のクリニックでは、保険診療のおよそ1/4はアトピー性皮膚炎の方です。
小児のアトピー性皮膚炎から成人にいたるまで、
これまで大学病院をはじめとした様々な施設で治療をうけ、
よくならなかったケースや、免疫抑制剤の継続に症状および副作用
の問題で限界があり、離脱したいケース等々
その多くは従来の治療でうまくいっていないケースや、
薬のみの治療に疑問のある方々です。
このような方の治療の一つとして、オーソモレキュラー療法(サプリメントを活用した栄養療法)や食生活指導を行っています。
主には抗酸化治療、腸内環境の改善を目的として、
最も処方することが多いのはビタミンC、プロバイオティクスです。
その中で、高濃度ビタミンC点滴を定期的に受けるのは、費用や時間がとれず
難しい場合にはサプリメントの服用を行います。
高品質なサプリメントは高価ですので、それも取り入れることが難しいケース
ではビタミンC,ミヤBM(酪酸:腸内細菌叢の異常を改善させる)、ビオチン
などを工夫して処方しています。
長期の服用で劇的に改善する人、しない人(多くは様々な理由で服用が続かない・・・)がありますが、少なからずよい結果を伴うことが多いです。

最近ではこのようなエビデンスが多く出てきて、本当にうれしいです。
私が思う治療に熱心でない医者で耳にする言葉は
「それは学会でみとめられていないから・・・。」
「それは保険適用でないから・・・。」
です。
これをいう医者で、一見著名であったとしても
良医をみたこいとが私はありません・・・。

私は、リスクが少なく、エビデンスのあるもの、治療実績の高い
治療や検査は積極的に取り入れます。(ただし保険適用外です)
(たとえば・・・
ビタミンCくらい・・・ちゃんと取ってもらうように
指導したらいいんじゃん?(^^;)
というような感じです・・・(゜_゜))

それはそうしていかないと
学会を待っていては
かつての日本でのニキビ治療のように
他国よりも医療レベルが20年以上遅れるような事態になり得るからです。

ですので、決して押しつけではなく
こんな報告出ていますよと、いつも最新の情報を患者様に
ご提供ができるようにと情報収集に励んでいます。

で、私の希少な休日は終わりました・・・(^^;)

「その2」もお楽しみに♡

 

 

 

 

投稿日:2018年11月14日  カテゴリー:健康情報・アンチエイジング, 美容・アンチエイジング, アトピー性皮膚炎

意外とそのウォータープルーフの日焼け止め効いていないかも?!

先日ゴルフに行ってきました☺
紫外線はきになりますが、
格好も気になるので(笑)
それなりにめかして行きます♡

ドイツに長くいたお友だち言わく、
このセーターはドイツ語で
「スイスに行こう」って書いてあるそうで・・・(゜_゜)何じゃそりゃ(笑)

 

あいにくお天気は厚い雲に覆われて曇り、
後には大雨(T_T)

でも曇りの日でも、紫外線はたくさん降り注いでいるので
油断はなりません!

汗をかいたり、雨に濡れたり
日焼け止めクリームが落ちてしまっているのではと心配になりますね。

でも私はこの2つが鉄板!

飲む日焼け止め
「ヘリオケア」¥6,000


この日焼け止めローション
「fighterファイター」62g¥3,500
以前にもご紹介したアスリート用の高品質&ウォータープルーフの日焼け止めです♡>>>

日焼けはやけどと同じ。
日焼けをしてしまいますと多くのエネルギーを消費してしまいます。
そして紫外線を浴びると活性酸素も発生し、その過剰な活性酸素は疲労物質の蓄積を招きます。
したがってトップアスリートの方々は、紫外線と活性酸素の対策で
身体パフォーマンスに悪影響が及ばないように
肌の防御にも気を使っていらっしゃるのです。
そのトップアスリート用の汗&ウォータープルーフ日焼け止めローションが
「fighterファイター」です。

皆さんはきっと
夏になるとTVでよくみるあの大手メーカーさんの
ウォータープルーフの日焼け止めを使っていませんか?

当院の医師でトライアスロンやロードバイクが趣味の
林原医師がそれらの市販の日焼け止めと「fighter」の
効果について検証し、報告しました。

www—市販のウォータープルーフの日焼け止めも
まあまあ効いていると思っていましたが
そうでもないですね(^^;)

一目瞭然!

「Fighter」(C)および市販の某有名化粧品会社のウォータープルーフを謳っている日焼け止め(D)を塗り、
紫外線を照射した結果です!
日焼止めを塗ってから、30分後に、
スポーツジムで2時間の発汗を伴う運動、
その後シャワーを浴び、
紫外線を照射した結果です!!!

Bは日焼け止めを塗っていないところ
Cは「fighter」
Dは市販の某有名化粧品会社のウォータープルーフを謳っている日焼止め

あれ焼けとるやないか(笑)!!(^^;)

ウォータープルーフ効果、こんなに差があるとは・・・

「fighter」のようにウォータープルーフおよび
スウェット(汗)プルーフ効果の高い日焼止めなら
塗り直しも必要なく安心ですね♡

私たち大人だけではなく、子供たちの紫外線対策も重要です。
18歳までに浴びた紫外線の量が、将来の皮膚がんの発生率に
影響するという報告があります。>>>

小児期、特に5歳以下は表皮が薄く、メラニンの産生能力も低く、
皮膚の少し奥の真皮の膠原繊維や弾性繊維も未熟です。
これらの機能や構造が発達するまでは、
紫外線の影響を受けやすいです。

先ほどの報告以外にも、
子供の日光暴露と皮膚がんの発生についての
データは多数あります(ただし白人)。
小児期の日焼けにより悪性黒色腫(メラノーマ)の
発症リスクが上がるという報告*1や
若年での日焼けマシーンの使用により基底細胞がんの発症リスクが上がったという報告*2
そしてサンスクリーン剤(日焼止め)の使用により悪性黒色腫の発症が予防できたとの報告*3

*1.Cestari T et al:Photoprotection in specific
population:Children and people of color.
J Am Acad Dermatol 76(3S1):S110-S121,2017
*2.University of California,San Franciscio:
Tanning deds linked to non-melanoma skin cancer.2012
*3.Green AC,Wiliams GM et al:Reduced melanoma
after regular sunscreen use:randomized trial follow-up.
J Clin Oncol 29(3):257-263,2011
*4.中野英司 国立がん研究センター中央病院皮膚科腫瘍科
:日焼けの成長期の皮膚への影響.SEMINARIA DERMATOLOGIE:24-28,2018

でも、日本では子供が日焼止めを使用する意識が
低く、学校などで塗り直すことは難しいですね。
でもfighterなら塗り直す必要がないので
朝おうちで塗れば一日安心ですね♡
べとつきも少ないので男性の方にもおすすめです♡

「fighter」ファイター ウォータープルーフ日焼止め
1本 62g ¥3,500

 

投稿日:2018年11月8日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, 美容・アンチエイジング

携帯端末による金属アレルギーにご注意ください!

先日、金属アレルギーについて書きました>>>

携帯端末による金属アレルギーの感作、
そして金属アレルギーをすでに持っている人は悪化要因になることについての報告があります。

米・Rady Children`s HospitalのSharon e,Jacob氏らは、
全身型金属アレルギーと診断された男児が、
iPadに含まれるニッケルに関連していたことが報告されています。
同氏らは、ニッケルアレルギーに関連した症状が疑われる場合、
携帯端末等の電子機器の使用歴も考慮するよう
注意を呼び掛けています。

これ。。。非常に盲点でした・・・。
皮製品については金属でなめすため、私もよく患者さまに
注意をお話することはありましたが、時計やアクセサリーだけではなく
携帯端末も注意が必要でした!!
確かにかなり長時間握っています。

Jacob氏らによりますと、小児の全身型金属アレルギーの
有病率は増えており、中でもニッケルは最も多く報告されています。
ニッケルアレルギーが多い理由としては、
ニッケルが酸に弱く、汗などでも溶出しやすいこと、
携帯電話や腕時計、アクセサリー、硬貨などに広く使用されているためと考えられています。

難治性の場合には、金属アレルギー検査を行い、
ニッケルが陽性になった場合には、それらを含む食事を避けること以外にも
ニッケル含有製品との接触を避けることの一つとして
携帯端末の背面を保護カバーで覆うこと。そして
液晶が目にもニッケルが含まれていることがあるため
液晶画面のカバーフィルムなどを付けて使用することが
アドバイスされています。

子どもに限らず、もちろん大人も、
金属アレルギーのある人そして
金属アレルギーの保有率の高いアトピー性皮膚炎の方は
携帯端末の接触に気を付けた方がよろしいですね。

投稿日:2018年7月31日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, アトピー性皮膚炎, 小児皮膚科

妊娠中の皮膚トラブルは多彩です。妊娠に特異的な発疹や持病の皮膚疾患の悪化など。胎児への影響のないものからあるものまで。

先日、妊娠後期の方で3ヵ月前より発疹がでており
近くの診療所でずっと治療を受けているが
改善しないということで当院を受診されました。

こんな風に、妊娠によって大きくなったお腹周りを中心に赤い斑点が出ています。
湿疹や虫刺されの診断で3ヵ月もの間加療をされていたとのことでしたが
(その先生は皮膚科専門医ではありません)
「pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy(PUPPP)」
という妊娠に関係した皮膚疾患がまず疑われました。
この疾患は赤ちゃんへの問題はとんど生じることはありませんが、
他の、胎児へ影響のある疾患との鑑別のための検査の必要性、
そして発疹がかなり拡大した際にはステロイドの全身投与の必要が生じることもあり、即総合病院へ紹介受診していただきました。

妊娠中にはホルモン、免疫機能が大きく変化し、
さまざまな皮膚病変が生じえます。
治療が必要なく治ってしまうものもあれば、
胎児に影響するため即治療が必要で、産婦人科の先生方と
一緒に慎重に経過を診る必要なものまであります。

*6より抜粋

この表を見ていただきますとわかりますように
これらの疾患の「予後」の中には胎児に影響するものがあります。

私たち皮膚科医は、これらを鑑別して診ています。
でも、今回のように、その疾患の治療経験があまりないと
普通の湿疹や蕁麻疹等と見過ごされてしまう可能性があります。
発疹についてきちんとした説明を受けることが
できなかった際には
「日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医」を受診してください。

 

妊娠に伴う皮膚病変には、
1.「病気ではなく妊娠による生理的変化によって生じる現象」
2.「妊娠によって持病が悪化する場合」
3.「妊娠に特異的な疾患」
等に分かれます。

1.は乳輪やワキの下の色が黒くなる、肝斑等の色素沈着の増強。
エストロゲンの高い状態が続くことにより、
手のひらが赤くなったり、
くも状血管腫や唇にできる静脈湖(微小血管の局所的な拡張)ができたり、
痔や静脈瘤の悪化(血行状態の変化に加えて)
など血管拡張病変、
その他ホルモン変化による多毛、逆に脱毛等があります。

2.は膠原病、腫瘍性病変、アトピー性皮膚炎等の悪化です。
アトピー性皮膚炎の悪化は、たびたび遭遇します。
調査の報告の多くは、半数以上の方で妊娠で悪化することが多いようです*1。
悪化の原因としては、免疫状態の変化によるもの*2、
生理前に悪化する人が多いようにホルモン変化による影響、
妊娠中はエクリン汗腺の機能が亢進し、
汗の量が増えるといわれており、汗による悪化*3、
胎児の成長に伴い需要の高まる必要栄養素の不足によるもの、
妊娠によるさまざまなストレス等
さまざまな要因が関与していると考えられています。

そして最近では、もともとアトピー性皮膚炎のある方が
妊娠によって悪化するばかりでなく、
妊娠してはじめてアトピー性皮膚炎のような症状を
発症するケースもあるとされています。

このようにアトピーの既往のある方の悪化、
ない方の発症を含めて妊娠中のアトピー症状を
最近ではAtopic  eruption of pregnancy(AEP)
とまとめて呼んでいます。

 

3.は上記の表の疾患です。

 

このように妊娠中の皮膚トラブルは、さまざまな視点から
診察し診断が必要です。
そして妊娠中であることを考慮した治療
(妊娠中に投与可能な薬剤と量など)が必要です。
日本皮膚科学会皮膚科専門医にご相談ください。

 

*1.Cho S.Kim HJ et al. The influence of pregnancy and
enstruation on the deterioration of atopic dermatitis.
ann Dermatol 2010;22:180-5.
*2.Piccinni MP.T-cell cytokines in pregnancy.Am J Reprod Immunol 2002;47:289-94
*3.Kroumpouzos G et al.Deratoses of pregnancy.
J Acad Dermatol 2001;45:1-19
*4.妊娠に特異的な皮膚疾患.医学のあゆみ,238:801-2,2011.
*5.寺木祐一:妊娠とアトピー性皮膚炎.アレルギー63(2):147-154,2014.
*6.森 志朋ら:pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy(PUPPP).周産期医学,41(6):719-723,2011

 

投稿日:2018年7月12日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

慢性じんましんの新たな治療薬「オマリズマブ(ゾレア®)」今後は皮膚科専門医のいるクリニックでも治療できる可能性が出てきました。

これまで喘息で使用していた「オマリズマブ(ゾレア®)」
慢性じんましんに適応拡大になり、その実際の効果安全性について
情報が多く出て参りました。
昨日、診療時間をはやめに切り上げさせていただき、
その勉強会に参加しました。

神戸大学大学院医学研究科内科系講座 講師の
福永 淳先生より
今度改訂されるじんましんの治療ガイドラインについてと新しい慢性じんましんの治療薬「オマリズマブ(ゾレア®)」についてご講演いただきました。

 

慢性じんましん(6週間以上続くもの)の約45%は
自己免疫性といわれ、
そのほかのほとんどが原因不明です。
でも何かの食べ物で出ていると言うことはまず考えられません。
急性じんましんとは異なります。
従って不必要な原因検索のためのアレルギー検査は
行わないのが原則ですが、未だに行われていることがあり
今回の慢性じんましんの治療ガイドラインの改訂版ではびしっと。
「原因検索のための検査はするべきではない!」と書かれます。
やみくもに不必要な検査(アレルギー検査など)が未だにされていることがよくあります。(ほかの疾患との鑑別が必要な場合には行うこともあります)

 

そして治療については
海外では
一般的な抗ヒスタミン薬が効かない場合には
4倍量まで増量しますが、
日本では現在2倍量まで増量が認められています。
それでも効かないない場合には、
薬の種類の変更や2剤併用を試みます。

それでも効かない場合には
海外では「ロイコトリエン受容体拮抗薬」での効果の
エビデンスが高いです。

そしてそれでも効かない場合には
ステロイドを投与しておりましたが、
長期投与は糖尿病、骨粗鬆症諸々の副作用が生じることがあるため
現在も1ヶ月以内の投与にとどめるように
されています。
そこで、今回新しく登場した
「オマリズマブ(ゾレア®)」が選択肢に加わりました。

この「オマリズマブ(ゾレア®)」の治療の適応となる人の目安は
上記の治療で無効で、
↓の「UCTスコア(Urticaria Control Test)」で
12未満の人が「オマリズマブ(ゾレア®)」を検討した方がよい
適応になります。

そんないい薬でたなら早く受けたい!
と思う方もいらっしゃると思いますが
まずは非常に費用が高いです。
月に1回皮下注射しますが、3割負担で1回の注射の自己負担額は
27,000円かかります。(高額医療費控除の対象にならない金額・・・)

この「オマリズマブ(ゾレア®)」の慢性じんましんに対する
実際の効果について、実際はどうなのか。
神戸大学での効果の評価は今のところは
おおよそ
9割の人で「効果あり」
6割の人で「かなり効果あり」後で述べるUCT6以下
3割の人で「治療を続けていれば皮疹はでない」
1割の人は「治療をやめても再燃しない」
という結果だそうです。
もちろん無効な例もあります。

ある程度「オマリズマブ(ゾレア®)」が効きやすい人の
じんましんのタイプも見えてきたようです。
その特徴は
①血液中の「IgE」が高い人
この薬の作用機序が「IgE」という免疫抗体が、
じんましんを引き起こすヒスタミンを放出する肥満細胞に
くっつかないようにして効果を発揮することに関連して
血液検査で「IgE」の高い(高値出なくと、正常より高い)場合に
奏効しやすいこと。
②血液中の「Dダイマー」が高い人
最近のトピックスとして、慢性じんましんが血液凝固反応に関与することについて
広島大より発表がありましたが、それに関連してやはり
血液検査にて「Dダイマー」の高い人
③自己血清皮内テストの陰性の人
すなわち自己免疫性のじんましんの人(自己血清皮内テスト陽性)
は無効か効いてくるのに12週間以上かかる反応の遅いタイプが多いとのことです。

 

この治療はまた指定機関病院でないと
受けられませんが、副作用も少なく
スタート時のアレルギー反応も少ないので
今後はクリニックでも行えるようになりそうです。
ただし日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医でなければ注射できません。
(専門医資格者の皮膚科医であればクリニックの医師紹介に、
必ずその旨を記載しておりますので
近隣でお探しの際はご確認のうえ受診されてください)
当院で行えるようになるまでは、近隣の病院へご紹介しております。
この治療の適応になるかどうかにつきましては
私の診察のうえ判断させていただいております。

 

 

 

 

投稿日:2018年6月22日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

皮膚の老化に対抗するためのサプリメント! のまとめ ~本日の講演内容から~

お肌にいいサプリメント。

なんとなーーくで選んでいないでしょうか。

本日薬剤師さん受けに講演をしてまいりますが
そのうちの一部を紹介します。

皮膚の老化に対抗するために
摂っておくとよいサプリメント。

皮膚の老化は外側からと体の中からと
襲われます💦

この内的要因にいかに対抗するかなのです。

この4つです。

まずは
老化の原因活性酸素を抑えるためのさび止め「抗酸化サプリメント」

この中でお断トツとった方がよいおすすめは
「ビタミンC」です。
1日2000mg-3000mgはとりたいですね。

でも消化の影響を受けやすいため、
「ビタミンC1000㎎配合」と書いてあっても、実際に吸収されるのはおよそ半量。

当院の「リポカプセルC」は1袋で1000mgがほぼ全量に近く吸収されます。(シナール27個分)
30包¥7,200
詳しくはこちら>>>

そして「レスベラトロール」
市販のものもありますが、私が調べた中では一番高濃度でお安いです。
60粒¥11,498
詳しくはこちら>>>

 

そして「水素」です。

水素は次の抗糖化作用もあります。

「抗糖化サプリメント」

「糖化」はさまざまな病気の原因や肌のハリの低下、シワやたるみの原因になることについてお話しました>>>

先ほどの抗酸化サプリメントも抗糖化に役立ちます。
そして「水素」です。
抗酸化作用と抗糖化作用の療法があります。>>>

 

そして「ビタミン、ミネラルの栄養素の補給」

例えば皮膚のコラーゲンは、壊して、作ってを繰り返していますが、その材料となるタンパク、鉄、ビタミンcが不足しているとコラーゲン産生が悪くなり、肌のハリの低下、しわ、たるみの原因となります。
その人によって欠乏しているビタミンやミネラルが異なりますので
それを血液検査から解析して
足らないものを補充します。

 

そして「ホルモン補充」

 

そして人間の体はおおよそ寿命を50歳として設計されていますので、
それ以降は急激にホルモンが低下し、さまざまなホルモンの低下による症状が出てきます。
女性が減るのは女性ホルモンだけではなく、
閉経頃には男性ホルモンのテストステロンも0に近くなります。
女性ホルモンのエストロゲンとともに
それらの減少は急激なシワ、たるみの原因となります。
更年期の不調の時期の5年程度のみ補充する
保険診療で行うホルモン補充療法は、合成ホルモン(薬)
のためその代謝産物に発がん性があり、長期投与はしないほうがよいと
されていますので、治療できるのは5年間までが目安です。
それに対してナチュラルホルモンは私たちの分泌している
ホルモンそのものと全く同じなため、有害な代謝産物はなく
発がん性はありません。
当院でも処方しております。

そして
最近話題のこれ「飲むコラーゲン」

以前はコラーゲンいあるロンさんを摂取しても効果がないとされいましたが、実は素晴らしい効果があったのです。
それらを摂取することで、摂取したコラーゲンが
直接肌に到達することはないですが、
コラーゲンを増やそうと働く因子が増えて
実際にお肌でコラーゲンが増えることがわかってきました。

当院でもさっそく導入いたしました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

どろどろしたコラーゲンをくいっと飲みます(笑)

28本 ¥10,000(税別)

 

投稿日:2018年6月14日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, 美容・アンチエイジング

広島で開催されている日本皮膚科学会総会に参加しています!50歳以上の方はワクチンで帯状疱疹の予防を

全国の皮膚科医。とくに専門医はみーんな広島に来ています💦
といいますのは新制度が非常に厳しく
専門医資格を更新するには遠方でも学会に参加しないと
難しくなりまして!!
皮膚科専門医は学会参加で大忙しなのです。

この週末は神無月です!!広島に皮膚科専門医が集まっていますので・・・
皮膚科医いません!!
皆様皮膚病になりませんように💛

私もお休みをいただきまして
早朝飛行機で飛んで学会にきました。
そして日帰りします((+_+))

広島暑い・・・ジャケット脱いでます💦

この皮膚科の学会、今回から?4日間みっしり行われています・・・。
(そんなにお休みできません・・・)

今回もいろいろお伝えしたい情報たくさんありますが、

まずは帯状疱疹の予防のためのワクチンについて。

 

私も感じていましたが、
私が医者になった頃20年以上前にはこんなに帯状疱疹になる人・・・いませんでした。
やはり年々帯状疱疹に罹患する人が増加しているとのことです。
理由はわかりません。
特に50歳以上の方で増加。
帯状疱疹は、昔かかった水ぼうそうのウイルスが
体内で潜伏し、免疫力が低下するとまた元気になって皮膚に出てくる病気です。
痛みが残ってしまう帯状疱疹後神経痛が厄介な後遺症・・・。
高齢な人ほど痛みが残りやすいのです。

そこで最近では水ぼうそう(=帯状疱疹)のワクチンをうつことで
帯状疱疹を予防しようという治療が始まっています。

特に免疫力の低下する50歳以上で、このワクチンを打っておくことが
お勧めです。
ワクチンの効果は10年弱なので、追加のワクチンや、
一度帯状疱疹にかかったことのある方も、
またかかる可能性がありますので、しばらくたったら
ワクチンを打っておくといいですね。

 

当院でも行っています。

1回¥8,000

注射した患部が赤くなって腫れたり、熱が出たり
時々副反応がありますので、体調の良いときに
うけてくださいね。

 

投稿日:2018年6月2日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング

第18回日本抗加齢医学会総会に来ました ご報告その2 「糖化」対策してますか?

今回の学会では「糖化ストレス」についての話題が目立ちました。
学会で私の「AGEs」を測定してくれました。

ふふふ
同年代ランキング100人中15人✌

糖化ストレスかなり少ないです💛
私の食生活を知るDrたちは
みんなびっくり(;゚Д゚)!???

AGEsは「糖化ストレス」を評価する指標です。
体内、皮膚のたんぱく質が食後の血糖値が高いと「糖化」し
糖化最終生成物(AGEs)となります。
このAGEsは血管の内皮に蓄積し動脈硬化の原因、
皮膚においてはコラーゲンが糖化によってハリ、弾力低下をきたします。
このように糖化は老化やさまざまな病気の原因となります。

*1より引用

 

最近ではこれをいかに予防するかが話題になっています。

*1より引用

 

私は糖質制限は全くしていなくて、
お昼ごはんはみんなでお弁当を頼んでいますが、私のごはんはスタッフさんの倍量(*´з`)
アルコールも(たくさん💦)飲みますし・・・

糖化しやすい食生活ですが、これほどAGEsが低いのは
サプリメントのおかげです。
抗糖化作用と抗酸化作用のある水素サプリメントを摂っていること。

酸化は糖化を促進させますので
その他にも
抗酸化作用の高い高吸収タイプのビタミンC
レスベラトロールも摂っています💛

 

間違いなくこれらのおかげです💛
★水素サプリメント 30粒¥9,200

★リポカプセルビタミンC 30包¥7,200
★高濃度レスベラトロール60粒¥11,498
(税別)

皆様も糖化ストレス対策してくださいね💛

*1.八木雅之:糖化ストレスによるリスク対策.Modern Physician38(4):373-376

 

投稿日:2018年5月29日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, 美容・アンチエイジング

第18回日本抗加齢医学会総会に来ました ご報告その1

この週末は大阪で開催されている
抗加齢学会に来ています。

美容皮膚科や美容外科ばかりでなく
内科や歯科、婦人科などアンチエイジング医療に携わる
すべての科の先生方が集まる学会です。
科を超えた知識を共有でき、とても勉強になります。

ランチョンセミナーでは、当院でも行っている
女性器のアンチエイジング治療について。
当院でも行っています>>>
当院の「プチレディー」についての効果についての論文紹介>>>

年だからしょうがない・・・
相談しにくい・・・
治療できるなんて知らなかった・・・
という方多いと多いと思います。
デリケートな悩みですので、治療についての情報が広まりにくいのです。
よって当院でこの治療をお受けになられるのは
長年当院に通われている気心の知れた患者様や知人の女医です(笑)
気になっている方、お気軽にご相談くださいね💛

そしてまたよさそうなもの
見つけてまいりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ひときわオーラを放っていたこの商品!
「Collagen Lift Paris」
飲むコラーゲンです💛

以前はコラーゲンを食べても
その摂取したコラーゲンがお肌や関節に届くなんてことはなく、飲んでも無駄といわれていました。
もちろん摂取したコラーゲンがそのまま肌に沈着することはないのですが
最近では、コラーゲンを摂取すると、
コラーゲン中のペプチド成分が
全身のコラーゲン増生を増やす信号をだし、働きかけ、
実際に肌でもコラーゲンが増えるといことがわかり、
ガラッと一転、コラーゲンサプリメントの位置づけが変わりました。
コラーゲン摂取の効果についての報告>>>

このコラーゲンリフトのシワの改善や
お肌の潤い効果等については臨床試験で実証されています♪
(コラーゲンドリンクやコラーゲンサプリメントも色々ありますが
このようにきちんと効果について検証しているものは少ないです)

当院ではこの「コラーゲンリフト」を採用使用と思います💛
試飲して、資料をいさせていただいて、私が飲みたくなりました(笑)
お楽しみに♫♪

 

 

投稿日:2018年5月27日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 健康情報・アンチエイジング, 美容・アンチエイジング