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カテゴリ: ニキビ

新しいニキビ治療薬「ベピオゲル」使用中の敏感肌にも「イニクス」がおすすめです

先週末は、横浜で
日本皮膚科学会総会が開催されました。

医療に関連した業者さんが、個別に詳細な説明を
してくださる企業展示ブースでは、手術器具、
医療機器、医薬品、化粧品など多数みることができます。

おっ(^^♪
私がアドバイザーをしております
製薬会社マルホさんが製造する「イニクス」もありました♪
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まだレパートリーの少ないこの製品ですが、
ディフェリンゲルやベピオゲルなど
多少の刺激症状を伴うお薬の登場により、
併用する化粧品にも注目が高まり、
「イニクス」の認知度が上がってまいりました。

これまでは決まった施設でしかご案内でき
ませんでしたが、今後は広く展開されていくようです。

この「イニクス」のセンシティブラインは、
敏感で肌トラブルの多い方が、
皮膚疾患の治療中または治療後にも、安心して使用
できるスキンケア用品としてつくられました。
敏感肌だけど肌を明るくしたり美肌効果のあるものを
安心した成分のもので使いたいっ!!という
女心をつかんだ製品です( *´艸`)
「君は敏感肌だから、美白やアンチエイジングの
化粧品などは刺激になるからやめた方がいい!」
なんて言われしまったことありませんか?
そんな方にお教えしたい♪

そしてようやく日本も海外からかなり
おくれをとりましたが、「ディフェリンゲル」や
「ベピオゲル」が保険診療で使用できるようになりました。
そして「デュアクゲル」も間もなく登場します。
これらのニキビ治療薬は共通して、赤くなる、乾燥する、
ひりひりする、むず痒いなどの刺激症状を、特に
初期に伴うことがあります。
その時期をいかに不快がすくなく過ごせるかによって
「この薬は嫌、合わない」となってしまうか
「多少の刺激はあったが効果が実感できる」に
印象が変わってしまいます。
医師の腕のみせどころなんです。
この「イニクス」と同じ製薬会社マルホさんの
「ヒルドイド」のローションやソフト軟膏との併用で
初期の刺激症状は回避できますが、
「イニクス」のACラインは、
これらのニキビ治療薬の刺激を抑え、
さらにあのにっくきぶつぶつの炎症を鎮めたり、
ぶつぶつできにくくする成分を含有しています。
そして化粧品に含まれる毛穴に詰まりやすく、
ニキビの原因となりやすい成分を配合せず、
ノンコメドジェニックテストでしっかりと確認しています。
せっかく治療でよくなったぽつぽつ肌が再燃しないように
お勧めしたい化粧品です。

 

詳しくはこちら>>>
Web販売のみです。
当院からの紹介番号があると
少しお得です( *´艸`)

 

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ベピオゲル®(BPO)で髪の脱色 本当におこるか。 試しました。

4月1日より処方開始になった
ニキビ治療薬ベピオゲル®(BPO)
小麦を脱色するのに使用されていたこともあり、
髪や衣類に付着すると色が抜けることがあると
注意書きにあります。
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保険診療で使用できるようになる前には、
もう少し濃度の高い5%BPO含有のものを使用していましたが、私が注意を促していたこともあってかもしれませんが、そのような症状がでた方はいらっしゃいませんでした。

漂白?!というと、肌の色が抜けてしまう心配をしてしまう方もいらっしゃると思いますが、海外では長く使用されているお薬ですが、これまでに白斑になった症例の報告はありません。

ただし、1例髪の毛と眉毛の色が抜けたという症例の
報告がありました。
*Jacob Bleiberd et al;Bleaching of Hair After Use of
Benzoyl Peroxide Acne Lotions.Arch Dermatol Vo 108,Oct 1973

日本で承認されているベピオゲルはBPOは2.5%配合
ですが、この報告で使用されているのは5%のものです。
15歳の白人の方で、こげ茶色の髪。
1月から6月の半年近く使用し、
髪の生え際と眉毛も脱色したとのことです。

でもどのくらい気を付けたらよいのか?
このベピオゲルの説明書では具体的に書かれておらず、
はっきりしません。
顏に塗っているところに髪が触れるだけでもその可能性があるのか?
たっぷりつかなければ心配ないのか?
ベピオゲルを扱っている製薬会社さんにうかがっても、
はっきりとしたお返事はありませんでした・・・。

そこで、
ためしに私とスタッフの髪に直接塗ってみてみました。

1週間 髪に直接塗りました。
私は毛染めをしていません。
ベピオゲルではなくこの報告と同じ5%のBPO(輸入)を
〇の部分に1日1回 塗布しました。

塗布前
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塗布1週間後
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まったく変化はありません。
脱色は見られませんでした。

 

では、毛染めしているとどうか?
スタッフでもみてみました。
彼女は毛染めをしています。
ブリーチはしていません。
BPO5%のベピオゲルを1日1回毛先に塗布しました。

塗布前
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1週間塗布後
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写真の撮り方がいい加減で、
少し色が薄くなったように見えますが、実際は問題ありませんでした。

べっとりと髪に直接塗っても、1週間では変化がありませんでした。
あくまで短期間の、数人での印象ですので、
製薬会社さんには、使用実績の長い海外での実情を調べて
いただくように製剤開発部門の方にお願いしています。
先ほどの症例以外には、はっきりとした報告はないようです。
でも、症例報告までしていない可能性もありますよね。

この報告のように、半年ほど長期間に付着すると
髪の色が抜ける可能性がありますが、
絶対につかないように気をつけないと色が抜けてしまう!
というほどは心配ないようです。
ですが、眉や髪の生え際ぎりぎりまでは、塗らないように
された方がよさそうですね。

 

 

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4月1日処方開始のベピオゲル®につづいて、デュアック®配合ゲルが製造販売承認されました

日本の医療は、意外にも後進国(*_*; といわれて
いますが、ニキビ治療においては欧米と20~30年も
遅れています。
ようやく世界水準に近づこうというところです。
4月1日に処方開始になる過酸化ベンゾイル(BPO)2.5%
配合の外用薬に続いて、BPO 3%にクリンダマイシンも
配合されたデュアック®ゲルが製造販売承認を取得し、
6月頃から処方できるようになります。
ただし、果たして・・・
このゲルの存在意味は疑問もあります。

ニキビ治療において、慢性的に長期間に及ぶ抗生物質の
使用によって、皮膚に常在している菌が耐性菌(抗生剤に
効かなくなる菌)になる問題や、抗生剤の服用にいたって
は、健康維持や病気の予防に非常に大切な腸内細菌叢を
悪くしてしまうことが問題になっています。
そこで、抗生剤に頼らないニキビ治療へ改善されようと
しています。
クリンダマシンは、ニキビ治療で頻用される抗菌外用成分
ですが、すでに耐性菌が増えてきています。
BPOは耐性菌ができないため、長期の使用も安心できるの
ですが、クリンダマシンが同時に配合されていると、
その意味はなくなります。
治療初期や、感染の著しい状態の初期には、おそらく効果
が早いことが期待できますので短期間のみ使用し、
クリンダマシンの入っていないベピオゲル®へ移行させる
使用法を、私は厳守したいと考えています。
デュアック®ゲルの方がベピオゲル®より効き目が良い
印象があっても長期使用せず、ベピオゲル®に切り替える
ようにしてくださいね。

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