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カテゴリ:ニキビ

 

当院のニキビ治療  医者が皆さんのニキビをじっくりと見つめているだけでは治りません。原因や悪化因子を探るため細かな聴取をとらせていただきます。

ニキビの患者さんとても多いです。
私が医者になった20年以上前には、こんなにいなかった気がしています。
自分で市販のものでケアして済ませていた方が多く、
病院でニキビ治療できると思っていなかった方が多かった可能性もあります。
思春期のニキビとは異なる大人ニキビの原因は複雑で、さまざまな因子が関与しています。
よって、初診時は私の質問攻めにあいます!

①ニキビの診断
ニキビであることの診断には時間を要しませんが、
思春期のニキビか、大人ニキビか。
面皰(毛穴の詰まり)が多いか少ないか。
Tゾーンに多いかフェイスラインに多いか。
ニキビダニがいる可能性がないか。
多毛を伴っていないかなどチェック(他の疾患に合併する症状でないか)。
体にもあるのかないのか。などなど
この辺りをチェックしましたら
私がいつまでも皆さんのニキビ見つめていても、
目からレーザー光線等が出て治療ができるわけではありませんので
速やかにニキビの原因、悪化因子の探索のための事情聴取に入ります。

②聞き取り調査
とにかくたくさんの質問と記録をとります。
すみませんここからは皆さんの顔、ニキビをいつまでも眺めている時間はございませんのであしからず。
「いつから。」
「思春期からあったか。」
「家族もニキビができやすい人が多いか。」
「これまでにどのような治療を受けてきたか受けていないか。」
「その治療でよくなったかならなかったか。」
「抗生物質を長く服用していたか。」
「抗生物質の塗薬を長くしていたか。」
「デュアックゲル、ベピオゲル、ディフェリンゲルを使用したことがあるか。」
「使ったことがある場合刺激はでたか。効果はどの程度であったか。」
「どのくらいの期間使用していたか」
「甘いものたくさん食べるか。」
「食事は偏っていないか。」
「健康のためにと毎日食べているものがないか。」
「サプリメントは何を服用しているか。」
「便秘や下痢しやすいか。」
「生理不順はないか。」
「ピルは飲んでいるか、いないか」
「生理前の悪化はないか。」
「乾燥しやすいか、脂っぽさを感じるか。」
「洗顔料は何を使っているか。」
「洗顔時間は長くないか。」
「朝も洗顔料を使用しているか、いないか。」
「お風呂ではシャンプーしてから顔洗っているか。」
「塗れた髪(リンスや整髪料のついた)が直接顔や背中について過ごしていないか。」
「機能性下着(速乾性のもの、保温性のものなど)を着るか着ないか。」>>>
「自費診療を受けたことがあるか。」
などほぼこれらを聴き、カルテに記載しています。
記載しながら、その方のニキビの原因、悪化因子を探ります。

これに時間を食ってしまいますと、
次でお待ちの方に「5分待たされた」としかられるわけです・・・

当院は形成外科医はたくさんいますが、
皮膚科の医者は私たった一人なのです。
月曜から土曜日まで、月に1度は日曜日も
朝9時半から夜の8時まで、ほとんど休みなく診療しています。
このお盆も休みなし、そうでもしないとこれまた皆様から
「予約が取れない」と怒られますので・・・

私の事情聴取に(ずっとPCにむかっているといわずに)
ご協力ください♡

③スキンケア指導
治療の話の前にまずスキンケア指導です。
これを改善せずしてニキビは改善しません。
先ほどの事情聴取をもとに、間違っているスキンケアを
ご指導いたします。

頑固様の皆さんの当たり前となっている間違ったスキンケアを正すのに根くらべです(笑)
大体2-3回目の来院くらいにやっと聞いてくれるかな(笑)

乾燥しやすいのにニキビができるヒトは
敏感肌用の優しいもので、できればダブル洗顔不要なタイプで
「洗顔時間30秒!念入りに洗うなーーー」
「朝は洗顔料使わずぬるま湯だけで洗えーーー」
これ一番受け悪いです💦
念入りにしっかり洗顔すればニキビが治るとかできない
なんていうのは遠い昔の伝説です(笑)

洗いすぎや強い洗顔料を使用することで
雑菌の繁殖を防ぐ力が弱くなり、
バリア機能が低下するとかえってそれを補おうと角質化が
進み毛穴が詰まるのです!
知ってますか?ニキビのスタートは毛穴の詰まりですよ(叫び)

④治療について
これまた先ほどの事情聴取をもとに決めます。
まずは面皰(毛穴の詰まり)治療。
デュアックゲル、ベピオゲル、ディフェリンゲルを
上手に使っていくSSC(スキンソリューション)メソッドの伝授←これで講演依頼が来てるほどのメソッドですよ(ほんとに)
そしてじっくりじっくりあきらめず、長く長くこのお薬たちを使っていく必要性について説明。
それでもくじけたり、まいっかというあなたをひたすら応援🏁
どんな小さなニキビも、「ミニ・スカー」と呼ばれるニキビ跡に必ずなると最近では言われています。
ですので、「ニキビを治す」のではなく「ニキビをできないようにしていく」
これが大切ですよーーーとまた叫ぶ💦

きっとあなたはそれを守らず
「顔の毛穴の開きが気になります」と相談に来るでしょう。
ハイハイそれは以前のニキビ跡。ニキビで毛穴が固まって開いたものですねーーと
言うことになるのです。

なのでひたすら「続けてーー はいっ もーちょっと続けてーー」と
応援する毎日です💛
これらの塗薬の治療だけでも、ニキビ跡が改善する効果について
報告されています。
でも半年~数年治療の継続が必要です。
頑張って続けましょう。

⑤自費診療
頑張ってるけどどうしても新しくニキビができてしまう。
頑張ったけどニキビ跡ができてしまった。
そんな時はご予算に合わせて
オプションメニューをご紹介しています。

 

ニキビ治療は、皆さん、そして医者の私も根気くらべです。
文句言われながらも頑張ります💛(笑)

こちらもご参考に>>>

 

投稿日:2018年8月14日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ

第36回日本美容皮膚科学会総会にて 「ニキビ治療 皮膚科vs形成外科」そしてざ瘡治療は皮膚常在菌バランスを整える治療へ

先週末は第36会日本美容皮膚科学会総会に参加してまいりました。

その中で「ざ瘡瘢痕(にきび跡)」についてのセッションでの内容をもとに
ご紹介します。

「ニキビは感染症というよりは毛包脂腺系の慢性炎症性疾患である」
ニキビは、ばい菌の感染のない「面皰」(毛穴の詰まり)から始まります。
その結果増加したニキビ桿菌の菌体成分、菌体外産生物、免疫反応などにより
赤く炎症を伴ったニキビとなり、そしてニキビ跡(ざ瘡瘢痕)となっていきます。

したがって
二次的にニキビの炎症に関わるニキビ桿菌を減らすことも重要ですが
それだけではニキビができやすい肌質は改善しません。

今回の学会でのニキビのセッションでは、
皮膚科の先生の治療方針と治療法について、
そして形成外科医の先生の治療方針と治療法について
ご発表があり、この違いの大きさがとても印象的でした。

殺菌することばかりに目を向けてきた
長い間日本で行われてきた古いニキビ治療から、
ニキビのスタートである「面皰(毛穴の詰まり)」を
予防する治療が盛んになり、ようやく海外のレベルに追いつき、
しかもそれらが保険診療で行えるようになり、
近年日本でのざ瘡治療は飛躍的に向上しました。

保険診療をメインとした皮膚科では、
このような面皰治療を目的とした外用療法を得意とし
このセッションのアンケート調査でもはっきりしましたが
およそ80%は保険診療の外用療法で面皰治療をメインに行っています。

それに対して、形成外科医によるニキビ治療は
保険診療を行っていない施設の多い背景も関与し、
面皰治療は重視しておらず、機器による殺菌作用そしてニキビ跡の治療を中心に行われている施設が多いようです。

そして残念ながら、
この際のアンケート調査では、皮膚科医の1/3はざ瘡瘢痕についての説明は全くしないとか!!?
瘢痕の治療は全く行っていないということがわかりました。
その理由として、皮膚科の施設は保険診療のみもしくは
保険診療メインのクリニックが多く、
瘢痕治療は保険収載されておらず行うことが難しい。
それらを治療する機器を持っていない。
外科的アプローチを行う技術を持っていないことなど
ざ瘡瘢痕治療においては皮膚科診療はお粗末なものといえます。

しかし、大切なのは、
「ニキビができなくなるような肌質に改善すること」
「ニキビのスタート「面皰」の形成を抑制すること」
最近ではどんな小さなニキビであっても「ミニ・スカー」といわれる
小さなニキビ跡として必ず残ることがわかってきています>>>

よって近年は
「ニキビを治す」から「ニキビを予防する」へと変わってきています。

そういう意味では、外用療法で面皰治療を積極的に行う
皮膚科医は理にかなっています。

さまざまな治療の進歩により、
ざ瘡瘢痕(ニキビ跡)はかなり改善できるようになったものの
まったく元の正常な肌に戻すことは不可能であり、
陥凹をなだらかにして目立たなくする手段が主流です。

最近の報告では、
保険診療で使用している「アダパレン・過酸化ベンゾイル配合剤(エピデュオゲル®)」には、ニキビ跡のひとつ日本人で多い萎縮性ざ瘡瘢痕の形成リスクを
下げることが明らかとなっています。
*Dreno B et al.Adapalene 0.1%benzoyl peroxide 2.5% gel
reduces the risk of atorophic scar formation
in moderate inflammatory acne:a split-face randomized controlled trial.
J Eur Acad Deratol Venereol.2017:31:737-42

私も臨床の場で
アダパレンやアダパレン・過酸化ベンゾイル配合剤を
長期間使用することで、軽度のニキビ瘢痕は改善している実感が強いです。
患者様に寄り添って考えますと
経済面からも、保険診療で治療できるようになった
外用療法で面皰形成とニキビ跡の形成を予防し、
難治例や外用療法のみでは改善の難しいニキビ瘢痕
についてはその施設で行っていなくても、
治療法もあることについての情報の提供を患者様にしていただけると嬉しいですね。
ですがざ瘡瘢痕治療はまだまだ標準治療が定まっていない
のが現状ですので、治療を受ける際には、
効果と安全性、費用について
医師と十分に相談してください。

 

そして学会とは別に朗報として。
ニキビ治療は面皰形成予防をメインとして
ニキビの炎症に関わるアクネ桿菌を減らすことも重要ですが、
抗生剤の使用を控え、耐性菌の発生のリスクは減ってきたものの
殺菌治療は、
ニキビ桿菌のみならず、
すべての細菌に作用してしまい、

皮膚常在菌叢(フローラ)を壊してしまうことが問題視されてきています。
ニキビ桿菌でさえも、悪玉イメージが強いですが、その菌の代謝産物が皮膚の健康・保護に役立っており、本来必要な菌のひとつです。
考えていれば、だれにでもニキビ桿菌はいます。
ニキビ桿菌が増えたり、悪さをしたりするにはどうやら宿主側(その人側の)
免疫機能等まだわかっていない部分での違いがあるようです。
*Sugisaki H et al:Incresed interferon-gamma,
interleukln-12p40 and IL-8 production
in Propionibacterium acnes-treated peripheral blood
mononuclear cells from patient with
acnevulgaris:host response but not bacterial species is
the determinant factor of the disease.J Dermatol Sci
2009;55:47-52.

そこで殺菌ではなく、悪玉菌の増殖を抑え、
皮膚常在菌バランスを整える治療が注目され、進んでいく方向にあります。
腸内細菌叢(フローラ)でも同じく、
抗生剤で悪玉菌のみでなく善玉菌までもすべてを殺菌する治療は
腸内細菌叢を破綻させます。
それと同様に、菌選択制のない強い殺菌作用は皮膚細菌叢(フローラ)を乱します。
そこで乳酸菌末等を服用し、悪玉菌を減らし、
腸内細菌叢のバランスを整えるのと同様に、
皮膚においても化粧品用に加工された有用菌を塗布することで
増加しているアクネ桿菌を減らしたり、皮膚常在菌の多様性を高める(バランスを整える)治療が試みられています。
皮膚の殺菌、選択性のない殺菌治療ではなく
このように皮膚常在菌のバランスを整える治療に向かっています。

*黒川一郎:にきびとニキビ桿菌.皮膚と微生物:35:1837-1840,2015
*高山和江:加熱処理乳酸菌末塗布による皮膚常在菌バランス改善作用.FRAGRANCE JOURNAL45(4):16-20,2017

まだまだ不明な点の多いニキビですが、
日々治療方法は進歩しています。
ニキビにこまったら皮膚科医や形成外科医にご相談ください。

投稿日:2018年8月9日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ

明日の午後はマルホ株式会社の大阪本社にて講演のため休診とさせていただきます

あの「ヒルドイド」を製造販売する「マルホ」
実は皮膚科でよく使用するお薬の多くを製造販売しています。
特にニキビ治療薬の「ディフェリンゲル」「ベピオゲル」
「エピデュオゲル」はマルホさんがお取り扱いしています。

今回はそのマルホより依頼をうけまして
これらの治療薬以外の治療についても知識を高め、ニキビ治療の満足度向上につなげていきたいとのことで
当院における保険、自費のざ瘡治療について
マーケティング部ざ瘡グループの方々へレクチャーして参ります。


私が当院を開業した2005年、13年ほど前とは
ニキビの保険診療、自費診療ともに大きく変わりました。

当時はニキビの自費診療はケミカルピーリングくらいしかなかったです・・・。

今ではケミカルピーリングの種類も増えましたし、
様々な、有効性の高い医療機器も増えました。
当院でもニキビ治療に関連する治療機だけでも6種あります。

その治療内容の変遷、そして現在の治療方法と今後の展望などについてお話して参りますm(__)m

 

投稿日:2018年3月19日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ

ニキビ治療(自費診療)

ニキビ関連のページはこちら>>>

ニキビの原因について>>>

保険診療でのニキビ治療>>>

 

ニキビは毛穴の詰まり(面皰めんぽう)がスタートです。
面皰をできないようにする保険診療でできる外用療法と
正しいスキンケア用品を使うことがまず大切です。

保険診療での外用治療は、ピーリング作用により
乾燥や刺激症状を伴います。
その刺激をやわらげつつ、ニキビの治療をサポートしてくれる
スキンケア用品として、当院では「イニクスAC」をお勧めしています。
イニクスについて>>>

 

そして、これらをしっかり行っていても
改善が緩やかで、早く治したい!!という方や
ニキビはできにくくなったけれどニキビ跡も治したい!
とういう方には
自費診療での治療もお勧めしています。

 

* プラズマ治療


① プラズマNeoGenネオジェン

 

ターンオーバーを促進させ、
毛穴の詰まり、角質化の改善と
アクネ菌に対する殺菌作用があります。

 

②プラズマNeoGenネオジェン PSRハイエナジー

傷跡を治す作用のあるハイエナジーで
ひどいニキビやニキビ跡を改善させます。
従来のフラクショナルレーザーに代わる治療で、
生活に支障のあるダウンタイムもかなり短くなりました。

プラズマ治療メニュー&料金について>>>

プラズマ治療のオプションとして、
プラズマ治療により浸透性が高まっているので
治療直後に有効成分を塗布または導入すると
さらに効果的です。

ニキビの方には「原液プラセンタ」のエレクトロポレーション
との併用がおすすめです。>>>

 

* エルビウムフラクショナルレーザー治療

ニキビ跡の陥没、毛穴の開大など
治療後は赤みが数日~1週間続きます。
翌日からメイクは可能。
プラズマ治療でも頑固な症状の場合にお試しください。

詳しくはこちら>>>

 

* エレクトロポレーション

ニキビを治すのを助ける美容成分を浸透させます。
塗るだけでは入らない成分も、皮膚の奥まで届けます。
ニキビ肌には「原液プラセンタ」がお勧めです。>>>

 

*メディカルピーリング
保険診療での外用治療が、刺激が強くで行えない場合には
ニキビの元の面皰(めんぽう)を改善させるために行います。
エレクトロポレーションやプラズマ治療との併用がお勧めです。
詳しくはこちら>>>

 

* サプリメント

・ ニキビケアセット(ビタミンA、亜鉛、ヘム鉄、ビタミンBなど)
¥12,420(30日分)

・ 高濃度プラセンタ メルスモン 120カプセル ¥14,000

 

 

投稿日:2018年2月7日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ

new プラズマ治療 「NeoGenネオジェン」メニュー♪

* プラズマ ネオジェン
(毛穴、色素沈着、くすみ、肝斑、ニキビ、軽度のニキビ跡、美肌)

顔全体
初回お試し1回¥10,000
2回目から¥23,000、5回目以降¥20,000

頬のみ    1回¥10,000
肝斑部分のみ 1回¥8,500
まぶたのみ        1回¥7,000
首・デコルテ    1回¥25,000
背中全体             1回¥30,000
背中の半分  1回¥20,000
おしり    1回¥20,000
股(黒ずみ) 1回¥13,000
ひじ     1回¥5,000
ひざ     1回¥5,000

* プラズマ ネオジェン PSR-EVO ハイエナジー
(ひどいニキビ、ニキビ跡、傷跡、ケロイド)

頬             ¥25,000
両ワキ ¥20,000
鼻のみ ¥3,500
1shot ¥500

別途初回カウンセリング料¥3,000
または再診料¥2,000が必要です。
(SSCプレミアム俱楽部会員様は診察料はかかりません)

投稿日:2018年1月9日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 美容・アンチエイジング, ニキビ

new NeoGen(ネオジェン)PSR-EVOって? なぜ今プラズマ!!なのか

昨年末に購入した「NeoGen(ネオジェン)PSR-EVO」
これからはプラズマの時代 ♡
そう。プラズマといえばテレビ??
実は医療の分野でもプラズマは活用が促進中。

このNeoGenプラズマ治療の作用は

ターンオーバーの促進

停滞してしまっているメラニンの排泄を促し、
くすみの改善、美白作用
そして新しい皮膚をスムースに作りだすためキメの改善

殺菌作用

アクネ菌を殺菌し、ニキビの改善

熱作用

コラーゲン、エラスチンを増生して
ハリの改善、小しわの改善、毛穴の引き締めなど

 

よってこんなことに効果が期待できます♪

 毛穴の開き
 美白、くすみ
 肝斑
 小じわ(目の際際まで可能!)
 キメ
 ニキビ、ニキビ跡

などなど。

そして治療後のダウンタイム(生活に支障のある期間)が
ほとんどないので
すごいのです!!!

 

 

 

投稿日:2018年1月7日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 美容・アンチエイジング, ニキビ

背中やおしりのぶつぶつ、ニキビ ~昔とは変わった保険診療でできる治療~その2

背中やお尻、胸の谷間のニキビは、
以前は自費診療で使用していたお薬が
保険適用になり、ずいぶん患者さまの負担が減りました。

背中のニキビも顔のニキビも
毛穴の入口が過剰な角質化などにより詰まり、
毛穴の中に皮脂がたまる「面皰(めんぽう)」から生じます。
その面皰に菌が増殖し、炎症を起こし、赤く腫れます。

昔の治療のように、抗菌剤の塗薬や飲み薬を使用しても
即効性はありますが、一時的な効果に過ぎずません。

そこで最近では背中やお尻の体のニキビに対して
過酸化ベンゾイル(BPO)の塗布が有用です。

 

BPOはフリーラジカルによる抗菌作用と毛穴の詰まり面皰を改善する角質剥離作用がニキビに有用性が高いです。

BPOから生じるフリーラジカルは抗菌薬よりも
短時間で協力な殺菌作用を示し、また一般的な抗菌剤が効かなくなったバイオフィルム形成した菌に対しても効果があることがわかっています*1

図は*2より抜粋引用したものですが、
一般的なクリンダマシンゲル(ダラシンゲルなど)または
ナジフロキサシン(アクアチムローションなど)などの
抗菌剤に比べて体のニキビが有意に減少しています。

体のニキビは、この保険適用となっているBPO製剤を
まずはお試しください♪

*1.岡本和明他.過酸化ベンゾイルのPropionibacterium acnesの浮遊菌およびバイオフィルム形成菌に対する殺菌作用.新薬と臨床2016:65:3-14
*2.川島 眞ほか.体幹部の尋常性座層に対するベピオゲル2.5%の有用性の検討.先端医療と健康美容:4(2):24-34(2017)

 

 

 

投稿日:2017年12月22日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ

背中やおしりのぶつぶつ、ニキビ ~昔とは変わった保険診療でできる治療~その1

背中のニキビも顔のニキビも
毛穴の入口が過剰な角質化などにより詰まり、
毛穴の中に皮脂がたまる「面皰(めんぽう)」から生じます。
その面皰に菌が増殖し、炎症を起こし、赤く腫れます。

昔の治療のように、抗菌剤の塗薬や飲み薬を使用しても
即効性はありますが、一時的な効果に過ぎずません。
この急性期の治療を長期間万遍と行うことで
長期間抗菌剤を使用することとなり、
「耐性菌」(抗生剤に効かなくなった菌)になり
難治性のニキビへ移行します。
さらには抗生剤の長期服用で腸内細菌が悪くなり
さまざまな病気の原因となることから
抗生剤中心の昔の治療から
最近ではニキビの治療方針は、大きく変わりました。

ただ、その最近の新しい薬の使用法の患者指導に
手間がかかったり、
医師の経験不足によりうまく使いこなせなかったりとで、
いまだに従来の治療法で押し切られていて、
最新の治療が行われていない現状があると
問題視されているようで、
最近の私の講演依頼は
「どうしたら医者に、この新しい治療薬を上手に使用してもらえるようになるか」
というテーマばかりです・・・(”_”)

背中や臀部、胸の谷間など、体のニキビ治療も
顔と同じように治療方針は変わっています。

その2では最近の、保険診療で行える体のニキビ治療について
お話いたします♪

投稿日:2017年12月21日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ

最近のニキビ治療は昔と違う!

ニキビ関連ブログ >>

日本でのニキビの治療は、とても遅れていました。
特に保険診療においては
皮膚科を受診しても
抗菌剤の飲み薬と抗菌剤の塗薬を
ひたすらもらうだけだったと思います。

でもようやく日本も20年ほどの遅れをもって
欧米においついてきました。
海外ではもっと以前から、抗菌剤の使用を最小限に
とどめることに対して強く意識した治療方針が
一般的でしたが、
日本においては、まったく抵抗なく頻回に、長期間
使用されつづけてきました。
今頃になって、その体への影響を切実に考え、
日本でのニキビ治療の治療指針は大きく変わりました。

 

このアルゴリズムのようにようやく改定されました。
抗菌剤の服用は、ある程度ひどいニキビのときのみ使用。
ひどく腫れてきているニキビのときには
毛穴が爆発してニキビ跡にならないために、抗菌剤の服用も必要です。
中等度以下のニキビの場合、重症のニキビも良くなってきたら、抗菌剤の服用、塗布はやめます。

この治療指針の中に多く出てくる推奨度Aの治療薬は
「アダパレン(ディフェリンゲル®)」
「過酸化ベンゾイルBPO(ベピオゲル®)」
「アダパレン+BPO(エピデュオゲル®)」
「BPO+クリンダマイシン(抗菌剤) (デュアックゲル®)」


アダパレンもBPOも図のように毛穴の詰まりをとり、
できているニキビを治したり、ニキビの原因の面皰の形成
抑制します。

最近は抗菌剤ではなく、
これらの薬を積極的に使用することが推奨されています。
ただしデュアックゲルには抗菌剤が入っていますので
耐性菌ができないように(抗生剤が効くかなくなる現象)
初期のみ、悪化時のみの使用が好ましく、
よくなってきたら他の3つのお薬へ変更していくのがいいですね。

アダパレンもBPOも使い始めの数週間は
乾燥したり赤くなったり、刺激があることが多いので
ノンコメドジェニック(毛穴につまりにくいもの)の
保湿剤
との併用がおすすめです。
これらのお薬との併用でおすすめの保湿剤や

化粧品について次回ご紹介します♪


デュアックゲル

濃グリセリンジメチルポリシロキサンなどの
保湿成分が入っているため他の3つのお薬よりも
少し刺激が少なく一番初めに使用しやすい処方となっています。

この刺激症状には注意も必要です。
BPO
の場合には、数パーセントで
アレルギーのある場合があります。
数週間が過ぎても、刺激症状が強い場合には
その可能性がありますので他のものへの変更が必要です。
アダパレンにはアレルギーがある場合はまずありません
ので上記の保湿にて上手に使用すると
問題なく継続できるようになる場合がほとんどです。

当院では10年ほど前よりすでに
抗菌剤のみを使用するニキビ治療を最低限にしか行わず、
このBPOとアダパレンに似たお薬で治療をしてまいりました。

他の皮膚科でこれらの塗薬を処方されて
うまく使用できなかった方でも
当院で使用方法についてもう一度指導すると問題なく使える方が多いです。
一度使用してその刺激症状に懲りてしまった方も
どうぞ一度ご相談ください♡

そしてこれらのお薬のある程度の期間の継続が必要です。
前のブログでご説明したように>>>
また毛穴が詰まってしまいますと
またニキビ菌が増殖して再燃しますので
間隔をあけながらも、面皰ができないように
お薬の継続や、面皰ができないようなスキンケアの
継続が必要です。
BPOは使用している間に突然アレルギーになる
こともあるのでディフェリンゲルで継続することを
おすすめしていることが多いです。

 

ニキビの原因を解説>>>
 
自費診療でのニキビ治療>>>

 

投稿日:2017年4月25日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ

ニキビの原因を解説

今度の講演会の内容を一部お見せします。

大人の女性に多い肌トラブルは

乾燥ニキビ(特にフェイスラインの)
そして化粧かぶれです。

中でも大人ニキビは厄介ですね。
昔より増えている気がしています・・・。

 

↑「ニキビのできるまで」です。
ニキビの出発点は「面皰(めんぽう)」

とにかく毛穴が詰まることから始まるのです。

毛穴の入り口の周囲の角質が厚くなって
ふさがりやすくなったり、
汚れや化粧品の成分などで毛穴が詰まる
アクネ菌が増殖します。

角質が厚くなる角化異常は男性ホルモンの関与*1や
ビタミンAや亜鉛の不足などによる
皮膚のターンオーバーの異常などが関係している
と考えられます。

そして毛穴の中で、アクネ菌の大好物の皮脂が充満し、
また毛穴が詰まって酸素が少ない環境になると
酸素を嫌う嫌気性菌のアクネ菌が増殖します。

そして増えたアクネ菌は、
炎症を起こす様々な物質を出し、
毛穴の炎症(赤く腫れる)が起きます

アクネ菌が出す物質のうちの一つ細菌性リパーゼは
皮脂も分解してくれますが、毛穴の壁を破壊するのにも
影響し、毛穴が爆発します。
そして周囲の組織に毛穴の内容物が広がって
さらに大きな炎症(大きく腫れます)となります。
そうなってしまうと固いしこりとなって
残ってしまったり、陥凹してニキビ跡になります。
したがって、早めに治療をしてニキビ跡にしないことが
大切ですね。

 

*1 Eichenfield LF ,et al:Evolving perspectives
on the etiology and pathogenesis of acne vulgaris.
J Drugs Dermatol and psthogenesis of acne vulgaris.
J Drugs Dermatol,14:263-272.2015
*常深 祐一郎:挫創の種類とその発症機序,
薬局 vol68.no3.2017

 

投稿日:2017年4月22日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ