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背中やおしりのぶつぶつ、ニキビ ~昔とは変わった保険診療でできる治療~その2

背中やお尻、胸の谷間のニキビは、
以前は自費診療で使用していたお薬が
保険適用になり、ずいぶん患者さまの負担が減りました。

背中のニキビも顔のニキビも
毛穴の入口が過剰な角質化などにより詰まり、
毛穴の中に皮脂がたまる「面皰(めんぽう)」から生じます。
その面皰に菌が増殖し、炎症を起こし、赤く腫れます。

昔の治療のように、抗菌剤の塗薬や飲み薬を使用しても
即効性はありますが、一時的な効果に過ぎずません。

そこで最近では背中やお尻の体のニキビに対して
過酸化ベンゾイル(BPO)の塗布が有用です。

 

BPOはフリーラジカルによる抗菌作用と毛穴の詰まり面皰を改善する角質剥離作用がニキビに有用性が高いです。

BPOから生じるフリーラジカルは抗菌薬よりも
短時間で協力な殺菌作用を示し、また一般的な抗菌剤が効かなくなったバイオフィルム形成した菌に対しても効果があることがわかっています*1

図は*2より抜粋引用したものですが、
一般的なクリンダマシンゲル(ダラシンゲルなど)または
ナジフロキサシン(アクアチムローションなど)などの
抗菌剤に比べて体のニキビが有意に減少しています。

体のニキビは、この保険適用となっているBPO製剤を
まずはお試しください♪

*1.岡本和明他.過酸化ベンゾイルのPropionibacterium acnesの浮遊菌およびバイオフィルム形成菌に対する殺菌作用.新薬と臨床2016:65:3-14
*2.川島 眞ほか.体幹部の尋常性座層に対するベピオゲル2.5%の有用性の検討.先端医療と健康美容:4(2):24-34(2017)

 

 

 

投稿日:2017年12月22日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, ニキビ