八丁堀 皮膚科|スキンソリューションクリニック Rotating Header Image

イニクススキンセミナーの講演内容の一部をご紹介します

今回のセミナーでは、
お肌に多少なりともお悩みがあり、
「イニクス」のスキンケア用品にたどり着いた方にお集まりいただき、
お話させていただきました。

とても熱心にメモを取られている方も多く、真剣に聞いてくださるまなざしに、本当に悩んでいてお困りであることが感じとれました。

そんな方々のお悩みとは・・・

おとな女性に多い肌トラブルは
当院では
乾燥
ニキビ
化粧品かぶれです。

敏感肌であると感じている女性は、
最近では50%以上といわれているそうです。

その理由としてやはり乾燥や化粧品に刺激を感じやすい、ニキビと
当院と同じ結果です。

 

そのまずは
「乾燥」「化粧品かぶれ」について

 

乾燥してしまう原因は・・・

私たちの肌は本来、
化粧水を塗ったり、乳液を塗ったりしなくても「潤す」機能を持っています。
ですが、メイクをして、クレンジングして・・・・それらの本来の機能を失ってしまうようなことが日常的に繰り返されています。
そのダメージに対してのケアを怠ったり、過剰にしすぎることで、この素晴らしい機能を損ねてしまい乾燥してしまうのです。

 

 

この肌本来の保湿機能に大きく影響するのは
以下の因子です。

まずはこのなかの「天然保湿因子NMF」について

 

 

「フィラグリン」タンパクが分解されて天然保湿因子NMFになります。
体質的にこのフィラグリンに異常があるのがアトピー性皮膚炎の一部の方です。
そして最近ではこのフィラグリンの遺伝子異常
だけではなく、フィラグリンからNMFに代謝されるときに必要な酵素(ブレオマイシン水解酵素BH)が低下していることで乾燥してしまっている場合があることが分かっています。

 

そして一見汚れ?と思ってしまう
「皮脂」「汗」
これも大切な成分です。

 

水分の蒸発を防ぐ大切な「皮脂膜」を形成しています。
また脂肪酸が含まれていて肌を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑えています。
ですから、この皮脂膜を取りすぎてしまいますと
乾燥し、化膿しやすい肌になってしまいます。

そして角質細胞間脂質

煉瓦のように角質細胞が積み重なって壁を作り
外界から身を守っています。
その煉瓦と煉瓦をつなぎ合わせるセメントのような働きをしているのが「角質細胞間脂質」です。
この煉瓦の壁が壊れてしまうと
様々な侵入物が肌の中に入ってしまい刺激を受けます。
また肌の中の水分も蒸発しやすくなり
乾燥してしまいます。

この角質細胞間脂質の主成分はセラミドです。
やはり過剰な洗顔などで失いやすいです。

最近はこのセラミド配合の化粧品もありますね。

 

そしてバリア機能のこわれた結果の乾燥は
化粧品に刺激を受けやすくなり、
様々な物質に敏感になり
皮膚炎をおこしてしまうこともあります。

乾燥だけではなく
赤み、かゆみ、皮むけなどがある場合には自己流でスキンケアを行わず、皮膚科で治療を受けましょう。

 

次回は大人ニキビ肌のスキンケアについてご説明します♪

 

 

 

 

 

 

 

投稿日:2017年5月30日  カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 美容・アンチエイジング, アトピー性皮膚炎