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かゆみ止めの飲み薬。じんましんには奏功するけど、どれもアトピー性皮膚炎のかゆみに効きにくい理由<その2>

今ある多くのかゆみ止めは、
アトピー性皮膚炎の方の起痒物質となっているものの
中でもヒスタミンしか抑えることができず、
そのほかの多くのケミカルメディエーターは
おさえられないため、
かゆみ止めの飲み薬が奏功しにくいという
お話しを前回のブログでしました。>>>

続いては
アトピー性皮膚炎のかゆみの原因となる
知覚神経の問題によるかゆみについてです。
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健常者の皮膚では、
知覚神経のC線維は、
主に表皮ー真皮境界部や真皮内に分布していますが、
アトピー性皮膚炎患者では、
C線維が表皮内へ侵入し、角質層直下まで伸長する線維まであることが分かっています。
皮膚表面のすぐ下まで神経線維が来ているので、
衣類の摩擦や様々な皮膚表面の刺激を感じやすくなります。

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皮膚の細胞から分泌されるさまざまな成分により
神経伸長因子が増加し、
逆に神経反発因子が減少し、
本来存在しない皮膚表面に近い表皮内にまで神経が伸びて
刺激に敏感になってしまうようです。

アトピー性皮膚炎の治療の紫外線療法においては、
この神経反発因子が増強することでかゆみがおさまる
理由の一つといわれています。

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またこの知覚神経の表皮内への侵入は、乾燥肌で惹起されることが分かっています。

したがって、かゆみを抑えるには、飲み薬だけではなく、ドライスキンにさせないためのスキンケアが必須と言えます!!

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(ソフト軟膏ではありません)の使用で、
多くの方が肌質の改善を実感しています。
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