八丁堀 皮膚科 | スキンソリューションクリニック Rotating Header Image

乾癬の方、これ以上良くならないなと症状が停滞してしまっているときは、ビタミンD3軟膏をローテーションして使用するといいようですよ。

乾癬は慢性的に症状を繰り返します。
治療を継続するのは根気がいりますね。
塗っていてもなんだかこれ以上よくならない・・・。
と症状が停滞してしまった際におすすめのやり方があります。

「尋常性乾癬患者に対する活性型ビタミンD3外用薬
ローテーション療法における
カルシポトリオール軟膏とマキサカルシトール軟膏の
比較検討」
東京大学医学部付属病院皮膚科 藤田英樹ら
臨床と研究 91巻2号 より

ステロイド外用薬は皮膚症状の速やかな改善に優れて
いますが、
長期使用することによる皮膚萎縮(皮膚が薄くなる)
などの副作用の懸念があります。
一方で、ビタミンD3軟膏は、ステロイド外用薬に比べて
効果が出るまでに時間を要しますが、
長期使用によるそのような副作用の心配がなく、
いい状態を維持するのに優れた薬剤です。
このビタミンD3軟膏(ドボネックスやオキサロール、ボンアルファ)
の塗布を、マンネリ化したスキンケアの中で
モチベーションを挙げて塗れるような工夫についての
提案です。

ドボネックス軟膏とオキサロール軟膏を
2~3か月ごとにローテーションします。
たとえば
2~3か月ドボネックス軟膏を使用したら
次はオキサロール軟膏を2~3か月使用します。
そしてまたドボネックス軟膏へ戻す。
というようにローテーションします。
実際にその論文では、
このローテーション療法を40例で
行ったところ有意に皮膚症状が改善しています。

現在ある3種類のビタミンD3軟膏において、
効果には大きな差異はないといわれています。
よってローテーションすることによる特別な
薬効があるわけではなく、
どうやらローテーション療法の効果の理由は
患者様のアドヒアランスの改善によるものの
ようです(#^.^#)
要するには、飽きたころに別の種類に変えて
モチベーションを高めているというだけのこと?
ですね(*_*;

このネタをばらしてしまうと
このローテーション療法の効果が下がってしまう気も
しましたが、
乾癬の方 やってみてください♪

 

  カテゴリ:★ 院長ブログ ★, 乾癬