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乾癬の治療薬「ドボベット®軟膏」の投薬期間制限が10月1日より解除されました。

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ステロイドとビタミンD3軟膏の合剤ドボベット軟膏が承認されてから1年が経過し、処方量の制限がなくなりました。
これまでよりも一度の受診でたくさん処方ができるようになり、患者様の通院の負担が軽減されますね。

乾癬について>>>

乾癬の外用治療(塗り薬)においては
ステロイドとビタミンD3軟膏の併用が主です。
でもこの2種類を重ねて塗るのは毎日大変ですね(-.-)
したがってこれらを混合して処方しますが、
この2剤が接触すると薬の効果が急激に落ちやすく、
効きにくくなるという問題点がありました。
そこで、海外では日本よりもはるかに前より
これらがすでに合剤となったドボベット軟膏が使用されています。
日本でもようやく昨年より処方できるようになりました。
ステロイドとD3軟膏とを混ぜて使用する場合よりも
薬の安定性がよく、効果を失活させないということで
日本でも、これからの乾癬治療の外用療法の主流となると
考えられていました。
でも、実際はなかなか継続できる方が少ないのです。
その理由は価格・・・。
ジェネリックがまだありませんので、
これまでのお薬と比べるとかなり高額になってしまいます。
そのため、以前のお薬に戻ってしまう方が多いのが現状です。

昨晩はその問題点について
乾癬の病気の治療のスペシャリストといえる以下の著名な
先生方と、ドボベット軟膏はどのように使用するのが効果的か。
また最新の治療である生物学的製剤との外用療法の併用を
どのように組み合わせていくかなどについて議論しました。

大学病院勤務の先生方  VS  開業医ということで
開業医の立場から私は参加いたしました。

東京逓信病院副院長 皮膚科部長 江藤 隆史 先生
東京慈恵会医科大学 皮膚科 准教授 梅澤 慶紀 先生
同愛記念病院 皮膚科部長 三井 浩 先生
山王病院 皮膚科部長 佐藤 佐由里 先生
順天堂大学 皮膚科 准教授 土橋 人士 先生
和洋女子大学 総合生活研究科 教授 金子 健彦 先生
(元同愛記念 皮膚科部長)

そして
私の大学の先輩である
戸田皮膚科クリニック 戸田 淳先生
そのほかご開業の先生数人で熱い議論をかわしました♪

大学病院や大きな病院へ通われる患者さまは
症状が重い方や、高額な注射の治療などを受けていらっ
しゃるので、ドボベット軟膏が特別高いという印象をもっていないようでした。
確かに高いお薬ですが、
これまでにドボベット軟膏の使用経験の多い先生方による
と、確実に他の塗り薬よりも効果が早い。
そしてステロイドとビタミンD3とを併用した時よりも、
もともと合剤になっているこのドボベット軟膏の方が
効果が良いという印象とのことです。

毎日、全部の皮疹に使用すると
治療費が高額になりますので、
このように使うと良いという案をだしました。

・ 症状のひどい部分にのみピンポイントでドボベット軟膏を使用する
・ weekend therapy :週に数回のみたとえば週末のみドボベット軟膏にする

当院でも本日からこのような使い方をご提案しようと
思います。

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東京逓信の江藤先生です。

また一緒にお勉強させていただきます♪

 

 

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