当院は汗管腫の治療のご相談でいらっしゃる方が
非常に多いです。
1日に数人は新規の方が受診されます。
(当院はかなり多いと思います)
汗管腫の治療をしてくださる先生が少ないからかもしれません。
この汗管腫は遺伝性といわれ、思春期ころから
目の周りを中心にぶつぶつが目立ってきます。
下瞼の内側だけの場合から上下の瞼、
額やこめかみにもある方、
首や陰毛部周辺、陰部にもある方といったように
程度と範囲はさまざまです。
一番多いのは目の下の端にぶつぶつが集まっているタイプです。
この症例の方ははかなり軽い症状です。
このくらいの方ですと、1回治療をすればほぼ綺麗な
状態で維持できますが、もともと汗管腫は年齢とともに
さらに増えて目立ってきますので、
4-5年1回にほど何度も治療を受けなければならないことが多いです。
1度でこのくらい綺麗になる軽症の方もありますが、
数回に分けて行う場合もあります。
色々なやり方がありますが、
しっかり削らないと、残った汗管腫の残骸が浮いてきて、またぼこぼこしてしまいます。
また、かさぶたにさせてしまいますと、跡が残りやすいので1-2週間テープを貼る必要があります。
また治療部位は何となく赤みが3か月ほど残りやすいです。
(メイクで隠せる程度です)
お休み前に治療される方が多いです。
ご参考になさってください。
1回 片側 上または下瞼 ¥16,200
そのほかの部位は範囲と数によります。
汗管腫と間違えやすいエクリン汗のう腫>>>