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今多い「亜鉛欠乏」の症状

亜鉛はとても需要な微量元素です。
体内の代謝に必要な多くの酵素にかかわる
重要な因子です。

生体の維持に欠かせない多くの代謝酵素に
おいて活性の中心をなしている重要な成分なのです。

アルカリホスファターゼ(ALP)、乳酸デヒドロゲ
ナーゼ(LDH)、アルコールデヒドロゲナーゼ、
DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ
など多くの酵素に必要です。
したがって欠乏していると、さまざまな健康障害が生じえます。

 

< 亜鉛の役割と欠乏による症状 >

* 皮膚代謝に対する作用
亜鉛は,皮膚代謝に作用していますので、
創傷の修復促進作用があります。
亜鉛が欠乏していると,
皮膚炎,発疹,皮膚の創傷回復遅延
などがみられます。
また脱毛の原因としても
知られています。
アトピー性皮膚炎などの慢性皮膚疾患の方では、
亜鉛が欠乏している方をよくみます。皮膚炎の原因や
治りにくい原因の一つとなっています。

* 成長・発育に対する作用
核酸・蛋白合成などに関与し,成長・発育には
不可欠な微量元素です。
発育不全,骨格奇形や関節炎の発生頻度の増加,
骨粗鬆症などへの影響が知られています。

* ホルモンに対する作用
ホルモンの合成,分泌,機能にも影響しています。
特に性ホルモンやインスリンの機能に重要な役割
はたしています。
亜鉛が不足するとインスリンの分泌遅延により
血糖値が上昇し,糖代謝異常の一因となると考えられています。

* 感覚機能に対する作用
亜鉛は,味覚にかかわる舌の味蕾を形成する成分の
ひとつで,唾液にも含まれています。
したがって亜鉛が欠乏すると,味覚・嗅覚などに異常
きたします。
利尿剤,降圧剤,抗生物質などの薬剤を長期間服用
していることでの味覚障害もあります。

そのほか、胃腸障害、疲れやすい、情緒不安定など
多くの症状に影響します。

この亜鉛欠乏は、最初に述べたさまざまな酵素の低下
によって診断できます。

健康診断のデータでもわかりますので
(基準値内であれば良いわけではありません)
結果をみせていただければ亜鉛が欠乏していないか
どうかを確認しますね♪

 

次回のブログでは、亜鉛欠乏症がある場合の
有効な亜鉛サプリメントの選び方について
説明いたします。

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