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うつ病と診断されてしまいやすいホルモン低下による症状 ~副腎疲労症候群など~

栄養解析検査やホルモン検査を希望される方で、
もっとも多い相談は
「疲れやすい」「疲れが取れない」「常にだるい」
といった慢性的な疲労感です。
そのうちの約20%くらいの方は、精神科や心療内科を
受診した方が良いのかとも考えているという方が
いらっしゃいます。
疲労感だけでなく、やる気がおきない、楽しめないなど
精神的な症状を伴っている場合が多いからです。
そのため、すでに精神科などで抗うつ薬を処方されている
方もあり、それでも「薬が増えるばかりで改善しない」
「本当に抗うつ薬を飲み続けていくしかないのか疑問がある」
「本当にうつ病なのか疑問がある」などで、
当院で検査を希望される方もいらっしゃいます。
Headache

ホルモンといっても女性ホルモンや男性ホルモンといった
性ホルモンばかりではなく、ストレス反射系、免疫・代謝
系、甲状腺系などホルモンは多種類あります。
どのホルモンが低下しても、疲労感は起こりうるといえます。

女性の更年期頃に女性ホルモンのエストロゲンの低下
による疲労感や抑うつ状態。
男性でも同じく男性ホルモンのテストステロンの低下による場合。
甲状腺ホルモンの低下によるもの。
そして副腎疲労症候群と呼ばれるコルチゾール低下の症状です。
さらにはビタミンBや鉄など必要栄養素の不足による愁訴の場合もあります。

本来これらをすべて除外してから、抗うつ薬を出される
べきだと思うのですが、検査を受けてから処方されて
いる方はまずいないのが現状です。

その理由として考えられるのは、
コルチゾールの日内変動(唾液検査)など、
保険診療ではできない検査があること。
精神科領域の先生のみでは、必要栄養素の不足状態の
把握やホルモンの低下を見つけたり、それを治療する
スキルがない。
ホルモン低下の治療が安全で長期間使用できる天然型ホル
モンの補充療法は、保険診療では使用できない。
などによります。

事実、ホルモン補充療法や栄養療法で、
疲労感や抑うつ状態が改善する方を多く経験します。

 

そのうちの一つ
副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)

副腎はコルチゾール、アルドステロン、DHEAなどの
多種のホルモンを分泌しています。
副腎に器質的異常がない(病的な異常がない)のに、
副腎ホルモンの分泌が低下する状態のことを、
副腎疲労症候群といいます。
コルチゾールはいわゆるステロイドと言われるもので、
副腎疲労症候群の主たる原因となっている低下している
ホルモンです。
DHEAは、テストステロンやエストロゲンに変化します
ので低下すると性ホルモンも低下します。
その結果、以下のような症状をきたします。

 

症状
慢性的に疲れている。眠っても疲れがとれない。
気力がない、集中力の低下
何に対しても興味がわかない、楽しくない
物忘れ、決断できない、思考の混乱
・めまい、立ちくらみ、不眠
・うつ状態、他人に対してイライラする
・ストレスに弱くなった
・性欲低下
・低血圧
・筋力低下
・アレルギーが増えた
・月経前症候群の悪化
などです

特に最初の4つは多い症状といわれています。

この副腎疲労の原因は多数あります。
精神的ストレス、肉体的ストレス、
睡眠不足、アレルギー疾患、食事(砂糖、ダイエット、
カフェイン、遅延型フードアレルギー)そして過度な運動です。
すなわち、誰にでも、身近な原因で起こりうるということです。

治療
副腎が正常に機能するためには、ビタミンC、Eや
マグネシウム、セレンなど、さまざまなビタミンやミネラ
ルをはじめとする栄養が必要です。
副腎でのホルモン合成にはビタミンCを大量に消費します。
したがってビタミンCの服用や超高濃度ビタミンC点滴は
非常に有効です。
また他のホルモンも低下していることも多いので
総合ホルモン補充療法が必要となることもあります。

 

検査
栄養解析検査 ¥21,600

コルチゾール日内変動 唾液検査 ¥21,600

総合ホルモン検査
男性¥15,120
女性¥16,200

検査及び治療は保険診療適用外となります。
別途初回カウンセリング料¥3,240
再診料¥2,160が別途必要となります。

 

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