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2015 Tortal Wellness Solutions Seminar 「脂肪幹細胞の研究と可能性」に参加して

 

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3月1日(日曜日)に品川プリンスホテルで開催された
2015 Tortal Wellness Solutions Seminar
「脂肪幹細胞の研究と可能性」に参加しました。
当院でも行っている、脂肪幹細胞の培養液から抽出した
脂肪由来幹細胞分泌蛋白「 AAPE®」を用いた、
皮膚や毛髪の再生医療に関係したセミナーです。

毛髪再生医療HARG®療法においては、
より効果を確実に出していくための細かなテクニック
などについて、
HARG療法の第一人者であるHARG治療センター
院長の 福岡 大太郎先生をはじめ、
多くの先生方にご教示いただいました。
そして杏林大学の先生方には、脂肪幹細胞の研究および
今後の発展性についてのご発表をいただきました。
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育毛・発毛に関しては、
気になっている疎な部分のみでなく、頭皮全体に近く、
広範囲に注射する方が、理由は不明であるが有効である場合が多いこと。
そして平均治療回数の6-7回を行った時点で効果が
実感できなくても、その後発毛、育毛が進むことが多いこと。
発毛・育毛には血流が非常に大事であること。
などより効果を上げるための治療対策について教えていただきました。

このことを参考に、当院のHARG療法の効果を
よりよくするためにすぐに取り入れたいと
考えております。

また韓国から来日した医師より、AAPE®の肌に対する
効果についてのご講演がありました。
私も時々行っているAAPE®メソセラピーですが、
アトピー性皮膚炎やニキビ、擦り傷などの怪我、
そして肝斑にも効果が良いというお話をいただきました。
これまではアンチエイジングのためや美肌のために、
行ってまいりましたので、当院においてもモニターさんで
試し、有効性がきちんと確認ができましたら、
皮膚疾患に対しても使用していきたいと考えております。

この万能ともいえるAAPE®脂肪由来幹細胞分泌蛋白は、
脂肪の中の血管周囲に存在する、今話題の幹細胞
分泌している成長因子を抽出した成分です
脂肪にある幹細胞自体は、実は脂肪や軟骨、骨にしか
なりませんので、脂肪幹細胞を頭皮や肌に注入しても
発毛や肌の再生には直接効果はないのですが、
その分泌液には、傷を治す創傷治癒を高めたり、
老化した細胞を修復したりする作用があります。

お肌に、ヒアルロン酸のメソセラピーをしたときのような
即効性には欠けても、あとから肌の老化を助けてくれる
ので、やはり時々は取り入れておきたいですね♪

今後、この分野は非常に発展します。
それにあたって、昨年11月末には「再生医療の安全性の
確保に関する法案」が公布されました。
再生医療を行うにあたり、施設基準や届出が必要になった
など、さまざまな取り決めがなされました。
このAAPE®は「細胞を含まない再生医療」サイトカイン
療法との位置付けとなり、安全性もあらためて確認されました。

今後は自分自身の脂肪から、この脂肪細胞由来分泌物を
抽出して、自己に注射をする治療が進みます。
当院でも検討中です。

最新の医療情報、美容療法を日々お届けいたします!
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