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眼瞼下垂になりやすい加齢以外のリスクについて

 

Elderly womans eyes

 

眼瞼下垂(まぶたのたるみ)の原因となりうる遺伝やそれ以外のリスク因子についての報告がありました。

*Leonie C Jacobs et al;Intrinsic and
extrinsic risk factor for sagging eyelids.
JAMA dermatology.2014 Aug;150(8);836-43

オランダ人5,578人(平均年齢67.1歳、男性44.0%)
のうち、17.8%で眼瞼下垂(まぶたのたるみ)が
認められています。

眼瞼下垂のリスクファクターとして
有意に認められたのは、
やはり「年齢」
そして以前は男女の差はないと考えられていましたが、
女性よりも「男性」の方がなりやすい、
そして 男性の方がよりひどい眼瞼下垂になりやすいという
結果であったとのことです。
「肌の色がうすい(白い)人」
「BMIが高い」すなわち太っている方が
たるみやすいということでした。
これはBMIの高い人が皮膚の弾力が少なく、
頬が垂れやすいことと同じ理由のようです。
さらには、「喫煙」についても関連を示唆する結果
となっています。
喫煙は、たくさん紫外線を浴びた皮膚とおなじ様な
皮膚の変化が増えることがしられています。
眼瞼下垂をおこした皮膚には、このような皮膚変化が
たくさんみられます。

さらに遺伝に関しては、
英国の1,052組みの双子(平均年齢53.1歳、男性10.4%)
において眼瞼下垂は15.6%にみとめられ、
遺伝率は61%と推定された。とのことです。
(ただし、この61%という根拠がこの論文では
いま一つ明確に書かれていませんでした)

 

ということで、
当たり前に思えますが、年齢とともに
まぶたは下がりやすいですね。
そして男性の方がなりやすいのは、UVケアを女性
ほどしないというのが、原因として大きいと考えます。
同様に、色が白いと、紫外線の影響をうけやすい
ので、皮膚が老化しやすく、まぶたもたるみやすい
です。
そして、喫煙しているとまぶたのみでなく
肌にもさまざまな影響をうけやすく、老化しやすいので、
吸わない人と比べて眼瞼下垂になりやすいのは納得
できます。
また肥満もまぶたのたるみに影響するのですね。
遺伝については、
まぶたの脂肪のつき方や顔の骨格、肌の色も遺伝し
ますし、確かに色々と関与しそうです。

したがって、眼瞼下垂(まぶたのたるみ)を予防するには、
色の白い方や男性の方は、より念入りにまぶたにも
日焼けどめクリームをつけましょう。
そして太り過ぎも注意ですね。
まぶたにかぎらず、お顔のたるみにも
影響するようなので、気をつけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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