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10歳代の重症にきびと子宮内膜症とは関連がある場合があるようです

10歳代は成長段階でのホルモンバランスの
関係で、だれでもにきびができやすい時期ですが、
その程度には個人差がかなりみられます。
その中でも重症で治りの悪いにきびの
場合には子宮内膜症をもっているリスクが少し
高く、関連がある可能性がありそうだという
報告がありました。
*「Severe teenage acne and risk of
endometriosis」
Human reproduction(Oxford,England).
2014.Aug 19;deu207.
10歳代に重症なにきびがなかった女性たちに
比べて、重症なにきびがあった女性の
子宮内膜症のリスクは20%増大した。
しかも今回は腹腔鏡検査まで行って
診断した子宮内膜症のみについてのため、
過小評価されている可能性がある。」
すなわちそこまでの検査はして確認はして
いないが、子宮内膜症の診断を受けている
人を含めるともっと多いことになるという
ことになります。
したがって10歳代の重症のにきびの場合には、
子宮内膜症の尺度になり早期発見に役立つ
結論されています。
下記の疑われる症状がある場合には
婦人科を受診されるのがよろしいかと
思います。

ただし女性の約10%に子宮内膜症は存在する
と言われているので、やや多いという傾向にある
とだけいえます。
子宮内膜症の原因はわかっていませんので
にきびとどのような理由で関連があるのかに
ついてはわかりません。

 

子宮内膜症ってどんな病気?
子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在
しないはずの子宮内膜が、卵巣や腹膜など子宮以外
の場所で増殖して、生理のときにそこでも
同じように剥離(はくり)して、炎症や痛みを伴う
病気です。

子宮内膜症の代表的な症状は、だんだんひどくなる
生理痛です。痛み止めを飲むことが多くなってきた、
薬が効かない、毎月のように寝込むという人は、
婦人科を受診しましょう。
子宮と直腸のあいだのくぼみ(ダグラス窩)に
病変があるとと、性交痛の原因にもなります。

治療はその程度や症状により、
ホルモンなどの内服治療や鎮痛剤で経過観察のみ
の場合、症状によっては手術を行う事もあります。

思い当たる方は婦人科をご紹介いたします。

 

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