ネイルのおしゃれ以前の爪のケアの「常識」
ネイルはOLのおしゃれの基本。
サンダルの季節になれば、マニキュアも
かかせません。でも、おしゃれ以前に、気をつけ
たい爪の病気があります。若い女性にも意外と
多いのが爪白癬(爪水虫)です。爪が白色や黄色
に変色したり、厚くなったりしますが、かゆみなど、
いわゆる水虫らしい症状がなく、病気と気づかず
に放置されがちです。足の爪がなりやすく、変色を
ネイルで隠す人がいますが、それでは悪化する
ばかりです。
また最近、若い女性の間に増加しているのが、
「グリーンネイル」という爪の感染症です。
緑膿菌やカビなどの感染により、爪が緑色や
黒っぽい緑色に変色します。以前は爪白癬と合併
して発症することがほとんどでしたが、スカルプチュア
などの人工爪をつけている人にもみられるようになり
ました。ケアを怠ってつけっぱなしにすると、人工爪と
伸びた自分の爪の間にすき間ができます。そこに
手洗いや入浴などの際に水がたまり、雑菌が繁殖します。
久しぶりにネイルサロンに行き、人工爪を取って
はじめて変色に気づく人も多いです。
おしゃれを楽しむならまめなケアが肝心
初期段階のグリーンネイルなら、人工爪を取って
抗生物質の塗り薬を使うと改善しますが、
爪が生えかわるまで変色したままのことも多く、
元通りになるのに、手なら半年、足では1年も
かかることもあります。爪白癬の場合は、
半年くらい抗菌剤を内服することになります。
どちらも自覚症状がないので、放置するほど
爪の深部や周囲に感染が広がります。
その分、治療にも時間がかかりますので
早めの受診が大切です。
グリーンネイルの予防には、ネイルの
まめなメンテナンスが重要。
スカルプチュアはつけっぱなしにせず、
2~3週間おきにサロンでケアをしてください。
また、湿気を含みにくいソフトジェルネイルや自分で
こまめに付け替えのできるチップはグリーンネイルに
なりにくいといわれています。専用のアルコールなどで、
セルフ消毒をするのも有効です。
「Style 2008.5月号 院長取材記事より」
















